さぁ再進撃や!オリ、帰って来た4番ロメロ即打点&即Hで5月初連勝 | 浜のおじさん&週末はオリックス親父( ̄∀ ̄)のブログ
 (セ・パ交流戦、オリックス9-1ヤクルト、1回戦、オリックス1勝、30日、京セラ)起爆剤は38日ぶりに定位置の4番に帰還した助っ人に他ならない。今季最多15安打で5月最多の9得点。“ロメロ効果”で同月初の連勝だ。オリックス・福良監督も久しぶりの快勝に感謝した。
 「よくつながったと思います。久々ですね。ロメロがいるだけで、周りが生きてますね」
 まさにR砲の存在感が際立った。1点を先制された直後の一回一死一、三塁の好機。三ゴロながら、きっちり同点に追いつく打点を挙げると、2-1の七回にはビッグイニングを演出した。
 二死二塁から遊撃内野安打でお膳立て。激走を見せられたナインも発奮したのか、ここから大爆発だ。今シーズン初となる打者一巡の猛攻で、こちらも初の1イニング一挙7得点。今月に入り、1試合平均2・1得点だった打線が嘘のような、つながりをみせた。
 指揮官の直談判が実った。試合前。ロメロを4月下旬に左膝痛で離脱後、初めて1軍練習に合流させると、気持ちを伝えた。「いるだけで、全然違う。出てくれないか」。2軍での実戦出場はなし。まだ、走塁面で不安を残す主砲に熱く訴え、“ぶっつけ本番”での先発起用に至った。
 ロメロは「合流した日に勝ててうれしい」と喜ぶ一方で「自分がいない間、結果が出ていない状況を見るのは苦しかった」と吐露した。自身が不在の間、8勝22敗。復帰した以上、さらなる活躍を意気込んだ。福良監督も次戦を見据えた。
 「また、あした。あした、(勝ち星を)取れるように、頑張ります」 昨季最下位だった交流戦の初戦を制し、単独4位に浮上。“五月病”に苦しんでいた猛牛軍団に不動の4番が舞い戻り、希望の光が差し込めた。 (小松真也)
★家族が支えに
 左膝痛のリハビリ中、ロメロの支えになったのは家族だった。「気持ちが沈んだときもあったけど、家族が来ていたからね」。負傷した4月22日ロッテ戦(ZOZOマリン)から帰阪直後にコートニー夫人と昨年11月に生まれたばかりのジェームズ君が来日。松葉杖で空港に迎えにいった際はさすがに驚かれたというが、内助の功に天使の寝顔は精神的にも、大きかったようだ。