楽天、梨田監督流“いてまえ打線”でオリをワシづかみ! | 浜のおじさん&週末はオリックス親父( ̄∀ ̄)のブログ
 いてまえ打線復活! 楽天は31日のオリックスとの開幕戦(京セラ)に、2番カルロス・ペゲーロ外野手(30)、3番ゼラス・ウィーラー内野手(30)、4番ジャフェット・アマダー内野手(30)を並べる攻撃的なオーダーで臨むことが30日、分かった。超重量打線で先制パンチを仕掛ける。
 超攻撃的な打順で、オリックスに挑む。梨田監督が、助っ人3人に大きな期待を寄せた。
 「100発とはいわないが、3人で90本は打ってもらいたい。攻撃的な打線を組むわけだから、それぐらいは打てる威力はある」
 2番ペゲーロ、3番ウィーラー、4番にはアマダーを据えるとみられる。走者を置いてペゲーロにまわっても、犠打などのサインプレーは封印。あくまでも、自由に打たせる作戦だ。
 梨田監督といえば、近鉄時代に「いてまえ打線」を前面に押し出して一時代を築いた。今季は楽天で復活させ、しかも古巣相手の開幕戦にぶつける。WBCメキシコ代表のアマダーも「体調はいいので、次はシーズンに臨みたい」と自信をのぞかせる。
 チームは順風満帆とはいえない。正二塁手の藤田が、25日の中日とのオープン戦(ナゴヤドーム)で自打球を右足甲に当てて、開幕戦の先発メンバーから外れる。一塁が本職の銀次が、公式戦では2013年8月以来の二塁を守ることになった。
 「どこを守ろうが関係ない。不安だらけだけど、そんなことを考えても仕方ない。全力でやる」と、銀次もイケイケだ。2017年の梨田楽天は、攻撃型の打線をひっさげて切り込む。★いてまえ打線
 2004年に消滅した近鉄バファローズ打線の愛称。1980年代に自然発生したもので、90年代に広く知られるようになった。「いてまえ」とは大阪弁で「やってしまえ」の意味。長打を含む連打をたたみかける打線をイメージしている。ブライアントやタフィー・ローズ、中村紀洋ら球史に残る強打者を多数輩出した。