首シワができやすくなるNG習慣とは?シワの種類や予防方法などを解説 | nanafutaのカルチャーガイド

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シワというとほうれい線や目元、額が注目されがちですが、首もできやすい部分です。
首のシワも見た目年齢が大きく跳ね上がってしまう原因になり、またデコルテが目立つファッションを楽しめなくなるというデメリットが生じます。
首シワができてしまう原因は色々あり、生活習慣が影響している可能性があります。
そこで今回は首シワの種類やできてしまう原因、予防方法について解説するので、美しい首元を保ちたい方は参考にしてください。
 

■首シワの種類

首にできるシワは、縦ジワ・横ジワの2種類に分かれるので、それぞれのシワの特徴や主な原因をご紹介しましょう。
 

・縦ジワ

首から鎖骨にかけて縦方向に生じる細かい帯状のシワが縦ジワです。
主に加齢や急激な体重の減少によって生じやすいシワで、このシワが目立つと老け込んだ印象になってしまいます。
皮下脂肪の下垂によるたるみが、縦ジワを作る原因となっています。
加齢によって首回りの肌がたるみやすく、さらに皮膚のハリ・弾力の低下もシワが目立ちやすくなる原因です。
また、急激に体重が減少した時も体の組織が急激な減少に付いていけず、顔・首まわりの皮膚や皮下組織が余り、それがたるむことで首の縦ジワとなってしまいます。
 

・横ジワ

横方向に一直線にできるシワが横ジワで、ネックレスラインとも呼ばれています。
横ジワは年齢に関係なく若い世代から高齢世代まで現われやすく、生活習慣が原因となっていることが多いです。
特に長時間俯きの姿勢や顎を引くような姿勢をとっていると、横ジワができやすくなります。
縦ジワと同じく、加齢による皮膚のたるみやハリ・弾力の低下で横ジワが刻まれることもあります。
 

■首にシワができやすくなるNG習慣

首シワは加齢で起きやすくなりますが、普段の習慣からできてしまう場合があります。
ここで首にシワができやすくなるNG習慣をチェックしていきましょう。
 

・スキンケア不足

乾燥しやすい顔や腕、脚のスキンケアはしているものの、首は一切やっていないという人は多いでしょう。
首も乾燥するとシワが目立ちやすくなるため、スキンケア不足がシワの原因となってしまう可能性があります。
また、汗をかいた時、そのまま放置するのも乾燥によるシワを招く原因となるので注意してください。
首も汗をかきやすい部位であり、汗が蒸発する際に肌の水分までも失われてしまうのです。
そのため、汗をかいたら放置せずにこまめに拭いて保湿するようにしましょう。
 

・紫外線対策不足

首は基本的に服から露出している部分であるため、紫外線対策を怠ることもシワができる原因となってしまいます。
紫外線に長時間晒されると、肌表面が日焼けするだけではなく、皮膚細胞内で活性酸素が大量に発生してしまいます。
活性酸素が増えると、肌の弾力やハリに関わるコラーゲンやエラスチンが破壊され、シワやたるみができやすくなるのです。
 

・長時間首を曲げた姿勢

首を曲げた姿勢を長時間続けると、皮膚にシワの入った状態が記憶されてしまいます。
そのため、長時間首を曲げた状態が続く習慣が付いている人は注意してください。
具体的には下を向いたまま家事や仕事をする、同じ姿勢のまま長時間スマートフォンやパソコンを操作する、枕が高すぎて首が曲がった状態で寝ている人は首シワができやすくなってしまいます。
 

・体重増減

体重の増減が激しい人やむくみやすい人も首シワができやすい傾向にあります。
上記で述べたとおり、急激に体重が減ることで余った皮膚がたるんで、縦ジワが目立ちやすくなります。
短期間で体重の増加と減少を繰り返す人は皮膚がたるみやすくなるので注意しましょう。
一気に体重を落とすような過酷なダイエットは避け、規則正しい食生活や適度な運動を心がけて肥満やダイエット後のリバウンドを防ぐことが大切です。
 

■首シワを予防する方法

 

首シワを防いで年齢を感じさせない首元を保つためにも、以下の予防方法を把握して、対策していきましょう。
 

・顔と一緒にスキンケアをする

乾燥によって首のシワが目立ちやすくなるので、顔と一緒に首のスキンケアをしましょう。
顔と同様に化粧水を塗り、水分の蒸発を避けるために乳液やクリームを塗って保湿力をキープしてください。
定期的に美容液やシートマスクでパックしてあげるのも良いでしょう。
コラーゲンやヒアルロン酸が配合された保湿力の高い美容液やシートマスクがおすすめです。
 

・首のUVケアをする

外に出かける際は、首にも日焼け止めを塗ってUVケアを行いましょう。
UVケアは夏だけではなく、できる限り1年中行うようにしてください。
日差しの強さは夏がピークですが、紫外線自体は年中降り注いでいるものなので、季節問わず予防すれば首シワもできにくくなります。
首は汗をかきやすいので、その場合は汗を拭き取ってから日焼け止めを塗り直すようにしましょう。
 

・正しい姿勢を心がける

長時間首が曲がった状態だとシワができやすくなるので、正しい姿勢を心がけるようにしましょう。
姿勢が悪いと首にシワができやすくなるだけではなく、首や肩がこりやすくなり、そのこりが神経を圧迫することで血行不良や肌荒れなどの不調にもつながります。
椅子の座り方、スマートフォンやパソコンを操作する際の画面の位置などに気をつけて、首にシワが入り込みやすい姿勢を避けましょう。
長時間同じ姿勢でいるのを避けるためにも、定期的に首を動かすようにしてください。
 

・自分に合った高さの枕を使う

枕の高さが合ってない場合も首が曲がった姿勢になり、シワができやすくなります。
そのため、自分に合った高さの枕を使うようにしましょう。
枕によっては中材で高さを調整することが可能です。
枕が高い場合は中材を取り出すことで高さを調整でき、逆に低い時は補充用の中材を追加することで丁度良い高さにできます。
他にも枕の下にバスタオルを敷くなどすることで、自分に合った高さに上げられます。
枕の高さが合うと首シワの予防だけではなく、首や肩の痛み、頭痛の改善、いびきの予防といった効果に期待できるのもメリットです。
 

・ストレッチやマッサージをする

首のストレッチやマッサージをするのもシワ予防におすすめです。
ストレッチをすると首回りの筋肉の衰えを防ぐことができ、皮膚のたるみを軽減できます。
マッサージをすれば血行やリンパの流れが良くなるので、老廃物の排出を促し、皮膚に空気や栄養素が行き渡りやすくなるので、ハリのある肌を維持しやすくなります。
強く擦ると肌を傷めてしまい、色素沈着を起こすリスクもあるので、乳液やクリームなどを塗って摩擦の負担を軽減させるようにしましょう。
 

■首シワの改善に美容医療

首シワの改善が難しい場合、美容医療を受けるという選択肢もあります。
シワの改善に期待できる治療には、以下のものが挙げられます。
 

・ヒアルロン酸の注入治療

ヒアルロン酸を首の皮膚に注入することで、皮膚のハリや弾力を向上させることができ、シワの緩和・改善につながります。
注射器を使うので多少の内出血は生じますが、ダウンタイムがないことが大きなメリットです。
 

・照射治療

フラクショナルレーザーやHIFU、RF機器などの機器を使って行う治療です。
特殊なレーザーや超音波、高周波などを肌に当てることで、肌質の改善や肌の引き締めといった効果が期待できます。
特に加齢で起きやすい縦ジワの場合、コラーゲンの生成を促す照射治療を選ぶケースが多いです。
こちらもダウンタイムがほぼないので、気軽に治療を受けられます。
 

・ネックリフト

首シワの改善ではスタンダードなネックリフトは、切開によるリフトアップでシワを改善していきます。
耳の後ろや襟足など目立ちにくい部分を開いて広頸筋を引っ張り、さらに余った皮膚を除去することで首の皮膚をリフトアップさせる治療方法です。
ダウンタイムが長い治療になりますが、たるみが進行しているケースで有効で、長期にわたって効果が持続されることがメリットです。



NG習慣や予防方法を知り、生活習慣を改めることで首シワの予防や改善ができます。
首のシワが気になり始めた人は、ご紹介したNG習慣に当てはまっていないかチェックして、今から対策をしていきましょう。
美容医療によって首のシワを改善する方法もあります。
その場合、シワの状態によって適切な治療方法が変わってくるので、医師と相談して自分に適した施術を受けましょう。