株式会社ジャパネットホールディングス【代表取締役社長兼CEO 髙田旭人】の評判は? | nanafutaのカルチャーガイド

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ECサイトの利用が定着する一方で、未だ根強い人気を誇るのがテレビ通販です。
なかでも圧倒的な知名度を誇るのが「ジャパネットたかた」でしょう。
今回はそんなジャパネットたかたについて解説します。
 

■テレビ通販といえば「ジャパネットたかた」

数あるテレビ通販のなかでも特に高い知名度を誇るのが「ジャパネットたかた」です。
創業者であり初代社長でもあった髙田明氏の独特な語りかけは有名です。
自社が扱う商品を社長自身が紹介するというスタイルが人気を博し、急成長を遂げました。
現在はジャパネットの社員スタッフがそれぞれ担当商品の紹介をしていますが、先代社長が築いたスタイルがしっかりと受け継がれています。
 

・ジャパネットたかたはテレショッパータイプの通販番組

テレビ通販は大きく分けると次の3種類になります。

◎テレショッパータイプ
◎通販専門放送局の運営タイプ
◎テレビ局の運営タイプ

ジャパネットたかたはテレショッパータイプです。
テレビ局から放送枠を購入し、自社で制作した番組を放映します。
通販専門放送局タイプとは、その名の通り24時間ずっと通販番組を放送しているチャンネルのこと。
「QVC」や「ショップチャンネル」がこれに該当します。
出演者と紹介アイテムが定期的に入れ替わり、実際に商品を手に取りながら紹介していきます。
視聴者と電話で話をしたり、質問に答えたりといったパフォーマンスをするのも特徴です。
テレビ局が運営する場合はバラエティ番組に似た雰囲気のものが多く、「女神のマルシェ」や「いいものプレミアム」などが有名です。
 

・取扱数は777商品

ジャパネットたかたが取り扱うのはテレビや掃除機といった家電製品の他、食品や生活雑貨など多岐にわたります。
その数は777商品もあるそう。
とても多いように感じますが、これでも数を減らしたとのこと。
過去には最大で8,500もの商品を扱っていました。
2016年のショッピングサイトリニューアルに伴い、商品を厳選し、本当にいいものだけを扱うようになったそうです。
 

・売れない商品は除外していく

家電製品も生活雑貨も、定期的に新商品が登場します。
そうなれば取り扱う商品の数も増えてしまいそうですが、ジャパネットたかたでは独自のルールを設けて一定数を保っているそう。
そのルールというのが次の2つ。

◎お客様からのレビューが低い商品は除外
◎2ヶ月以上一定数販売されなければ除外

取り扱う商品の数は多ければ多いほどいいとされるのが小売業界ですが、あえて逆転の発想をすることで、本当にいいものだけを届けられるようになったといいます。
 

■ジャパネットグループの事業体制

ジャパネットたかたはジャパネットグループの一つです。
ジャパネットグループは株式会社ジャパネットホールディングスとして次のような体制で運営されています。

◎ジャパネットブロードキャスティング
◎ジャパネットアメリカ
 

【通信販売事業】

◎ジャパネットたかた
◎ジャパネットメディアエージェンシー
◎ジャパネットサービスイノベーション
◎ジャパネットツーリズム
◎ジャパネットウォーター
◎ジャパネットコミュニケーションズ
◎ジャパネットロジスティクスサービス
 

【スポーツ・地域創生事業】

◎リージョナルクリエーション長崎
◎リージョナルエックス長崎
◎リージョナルフーズ長崎
◎V・ファーレン長崎
◎長崎ヴェルカ
 

・テレショッパータイプならではの特徴

テレビ通販のジャパネットたかたは、番組制作を自社で行うテレショッパータイプです。
そのため、商材マーケティングやメディアマーケティング、キャッシュレス事業や電気小売事業などもすべて自社で賄っています。
さらに商品発送やアフターサービスの受付、商品の修理交換業務などもグループ内ですべて対応。
これによりお客様の声を商品改善につなげられるとしています。
 

・スポーツや地域創生事業にも注力

株式会社ジャパネットホールディングスは通信販売業を主な事業とする企業です。
そんななかで2019年に立ち上げたのが、スポーツ・地域創生事業でした。
株式会社ジャパネットホールディングスは地域振興の一環として、2017年から地元長崎のプロサッカークラブ「V・ファーレン長崎」の経営を行っています。
地元である長崎を活性化したいという想いから事業として立ち上げることを決めたそう。
2020年にはプロバスケットボールクラブ「長崎ヴェルカ」の立ち上げを実現し、2024年には複合施設「長崎スタジアムシティ」が開業予定です。
 

株式会社ジャパネットホールディングス

■株式会社ジャパネットホールディングスの健康運営とは?

株式会社ジャパネットホールディングスの特徴の一つに挙げられるのが健康運営です。
代表取締役社長兼CEOを務める髙田旭人氏は、先代社長である実父の髙田明氏から社長職を継ぐと、働き方改革を推し進めて増収増益の更新を実現しました。
その働き方改革の根幹になるのが健康運営です。
 

・適切な時間内で高いパフォーマンスを発揮させる

急成長を続けてきた株式会社ジャパネットホールディングスでは、とにかく働くことがよしとされる風潮があったとのこと。
残業や休日出勤は当たり前というなかで、髙田旭人氏はいい意味での「楽して成果を上げる」という発想が足りないと感じたそう。
無駄を省き効率よく仕事をすれば、適切な時間内で高いパフォーマンスを発揮できると考え、業務効率化を推進。
業務を細かく地道に見直すなども行ったといいます。
健康運営では、社員一人ひとりがワークライフバランスを保ちながら本質的な健康を実現することが目的だとしています。
 

・日々の休暇の確保

株式会社ジャパネットホールディングスの働き方改革で特に注目されたのが、休暇制度の導入です。
毎年、公休日に合わせて16連休の取得が可能になりました。
導入された制度はそれだけではありません。

◎月・水・金曜は残業を禁止し、8時間勤務とする
◎PCの持ち帰り禁止
◎スマホは個人ロッカーで保管
◎時間管理システムの導入

これらによって仕事の持ち帰りを禁止し、時間外勤務の削減を推進しました。
業務の効率化と同時に進めることによって業績は逆に向上したとのこと。
生活にメリハリをつけて仕事をすることで業務効率をアップさせながら日々に休暇を確保できるようになりました。
 

■株式会社ジャパネットホールディングスの企業情報

株式会社ジャパネットホールディングスについて詳細をみていきましょう。

◎社名:株式会社ジャパネットホールディングス
◎所在地:〒857-1197長崎県佐世保市日宇町2781
◎TEL:0956-26-1300
◎URL:https://corporate.japanet.co.jp/

 

 

◎代表:代表取締役社長兼CEO 髙田旭人
◎設立:2007年6月27日
◎資本金:1,000万円
◎X(旧Twitter):https://x.com/JAPANET_media
◎Facebook:https://www.facebook.com/japanet.inc
◎YouTube:https://www.youtube.com/channel/UChVEtn63qabAgKXZXFqByjw

■株式会社ジャパネットホールディングスの社長は髙田旭人

株式会社ジャパネットホールディングスの代表取締役社長を務めるのは髙田旭人氏です。
どのような人物なのか、プロフィールや経歴を調査しました。
 

・プロフィール

◎長崎県佐世保市出身
◎1979年3月3日生まれ
◎創業者である髙田明氏の長男
 

・経歴

◎福岡県久留米市の中高一貫校、久留米大学付属中学・高等学校へ進学
◎東京大学卒業後、証券会社へ入社
◎アメリカへ留学後にジャパネットたかたへ入社
◎2012年にジャパネットたかた副社長に就任
◎2015年にジャパネットホールディングス社長に就任
 

■髙田旭人はSNSをやっている?

髙田旭人氏のプライベートについても調査しましたが、残念ながらSNSアカウントなどは確認できませんでした。
情報発信は企業の公式アカウントから行っているようです。
過去の投稿には髙田旭人氏がインタビューに答える様子などもありました。



今回はテレビ通販大手の「ジャパネットたかた」を運営する株式会社ジャパネットホールディングスについて、事業内容や取り組み、代表取締役社長兼CEOを務める髙田旭人氏について解説しました。
通信販売事業だけでなく、スポーツ・地域創生事業も手掛ける株式会社ジャパネットホールディングスでは徹底した働き方改革によってさらに業績を伸ばすことに成功していました。
今後も革新的な取り組みが期待できるでしょう。