ファッションの楽しみ方は多種多様で、最近はアウトドアブランドを取り入れたコーデが流行っています。
アウトドアブランドのアイテムは、デザイン性はもちろんですが、機能性のも優れたものがたくさんあるためです。
しかし、おしゃれなコーデを実現するためにアウトドアブランドを取り入れてみたいけれど、どのブランドを選んだらいいのか迷ってしまう人もいるでしょう。
そこで今回は、アウトドアブランドの魅力やおしゃれさが魅力的なおすすめアウトドアブランドをご紹介します。
■アウトドアブランドの魅力とは?
まずは、アウトドアブランドにはどのような魅力があるのかみていきましょう。
・デザインがシンプル
アウトドアブランドのファッションアイテムは、シンプルなデザインのものが多くみられます。
シンプルなワントーンまたはツートーンカラーにロゴがついているといったデザインを採用しているケースが多いです。
おしゃれではありますが、派手過ぎることはありません。
目立ちすぎることもないため、さりげないおしゃれコーデを実現できるでしょう。
ウェアはもちろんですが、小物類を普段着の中に取り入れるという使い方もおすすめです。
・機能性が高い
アウトドアブランドは、その名の通りアウトドアに特化したブランドです。
そのため、おしゃれさだけではなく機能性も高くなっています。
キャンプなどのアウトドアで身に付けることが想定されているので、動きやすさも抜群です。
つまり、機能性の高さとおしゃれさを両立させたアイテムを探しているなら、アウトドアブランドは最適だと言えるでしょう。
・リーズナブルな価格設定
高価なブランドアイテムと比較すると、アウトドアブランドは手を出しやすい価格設定のアイテムが多いのも魅力です。
ブランドによって価格は異なりますが、ジャケットなら5,000円以下、パーカーなら2,000円以下で購入できるアウトドアブランドもあります。
リュックや靴などは、10,000円以下で購入できるアイテムもあるので、購入を前向きに検討しやすくなっています。
機能性やおしゃれさを兼ね備えていて、リーズナブルな価格であれば、買いたいと考える人も多いはずです。
・アウトドアにももちろん使える
当然ですが、アウトドアブランドのアイテムはアウトドアを楽しむ際にも使えます。
機能性が高くて動きやすいので、テントの設営なども楽にできるでしょう。
子どもや友達と各種アクティビティを楽しみたいと考えている場合にも、アウトドアブランドのファッションアイテムはもってこいです。
■おしゃれさが魅力的なおすすめアウトドアブランド10選
アウトドアブランドには多くの種類があるので、どれを選んだらいいか迷ってしまう人もいるでしょう。
そこで続いては、国内外のおしゃれで人気が高いアウトドアブランドをピックアップしてご紹介します。
どのようなブランドがあるのか、どのようなアイテムを取り扱っているのか気になる人は、要チェックです。
・THENORTHFACE(ザ・ノース・フェイス)
THENORTHFACEは、1966年にアメリカで生まれたアウトドアブランドです。
「自然環境保護に積極的に関わり、持続可能な地球環境を創造する」というミッション、「アウトドア業界の中で常に最高の製品を作り続ける」というビジョン、「自然の素晴らしさを自らが楽しみ、より多くの人を楽しませる」というバリューを掲げています。
ミッション、ビジョン、バリューは、創業以来変わらずに大切にしているものです。
キャンプなどのアウトドア向けアイテムはもちろんですが、マタニティ向けのアイテムなど幅広いラインナップを取り揃えていることも大きな特徴です。
THENORTHFACEが手掛けるアイテムで普段使いもできそうなアイテムには、以下のようなものがあります。
◎ショートスリーブフラッシュドライスリーディーティー(ユニセックス)
◎ショートスリーブフラッシュドライミッドジップアップ(レディース)
◎ハイカーズジャケット(レディース) など
・Columbia(コロンビア)
Columbiaの起源は、1938年のアメリカ・オレゴン州にあります。
過去には存続の危機にも直面しましたが、1980年代に画期的なヒット商品を生み出し、ブランドとして確立することとなりました。
インターチェンジシステムを取り入れた現在でも代表的なアイテム「ツー・イン・ワン・ジャケット」は、多くのアウトドア愛好家に支持されるようになったのです。
そしてこのシステムは、1993年にアメリカで大ヒットとなった「バガブーパーカ」にも採用されています。 ここからColumbiaは、アメリカで最大規模を誇るアウトドアメーカーに成長しました。
ハイレベルな防水性と等質性を兼ね備えたオムニテックや銀色のライナーが体温を反射して保温するオムニヒートなどを使ったオリジナル製品を今でも生み出し続けています。
Columbiaが手掛けるアイテムで普段使いもできそうなアイテムには、以下のようなものがあります。
◎マウンテンズアーコーリングⅣジャケット
◎エンジョイマウンテンライフジャケット
◎ロッカウェイリバーバックグラフィックショートスリーブティー など
・GRAMICCI(グラミチ)
GRAMICCIは、1982年にアメリカ・カリフォルニア州で生まれたアウトドアブランドです。
ショートパンツから始まり、パンツなど多岐にわたるアイテムを手掛けています。
現在は、東京のストリートでも大人気となっています。
当初は、「ロッククライミングを快適に楽しむ」というコンセプトでスタートしましたが、今では幅広いアクティビティを楽しむ人から愛されるブランドになりました。
デザインはとてもシンプルですが、動きやすさが抜群なので人気となっているのでしょう。
GRAMICCIが手掛けるアイテムで普段使いもできそうなアイテムには、以下のようなものがあります。
◎【Gramicci×WhiteMountaineering】ZIPOFFJOGGERPANT|ジップオフジョガーパンツ
◎UPF-SHIELDLONGSLEEVETOP|UPFシールドロングスリーブトップ
◎W'SG-SHORTCRAZY|ウィメンズGショーツクレイジー など
・Coleman(コールマン)
Colemanは、アウトドアによって家族や仲間と共に自然と触れ合い、そこから生まれる心のつながりを大切にしているアウトドアブランドです。
ユーザーがアウトドアをより快適に楽しめるような製品を生み出しています。
1976年年にアメリカ・カンザス州でコールマン社の傘下となる米国法人日本コールマンInc.を創業しました。
それと同時に日本支社も開設し、日本国内でも事業を展開しています。
日本市場に合わせたテントや寝袋、ファニチャーなどの日本オリジナル製品の開発も行っていることから、ユーザーのことを第一に考えたアウトドアブランドだと言えるでしょう。
アウトレットショップも展開しているため、より購入しやすい価格で手に入れることができます。
Colemanが手掛けるアイテムで普段使いもできそうなアイテムには、以下のようなものがあります。
◎アメリカンクラシックTR25
◎アメリカンクラシックショルダー
◎JNショルダーSM など
・CHUMS(チャムス)
CHUMSは、ペンギンのロゴで有名なアウトドアブランドです。
1983年にアメリカ・ユタ州で生まれました。 誕生のきっかけは、リバーガイドをしていた創業者がサングラスを落とさないようにするための眼鏡ホルダーの必要性を感じて、オリジナルリテイナーを作ったことです。
ちょっとしたひらめきから生まれたCHUMSでは、現在も「こんなアイテムがあると便利だな」というアイデアを形にし続けています。
可愛らしいロゴから人気となっていて、女性や子どもからも支持されています。
取り扱っているアイテムは多岐にわたり、アウトドアシーンはもちろん、普段使いできるものも豊富に取り扱っているのです。
大人用だけではなくキッズ用のアイテムも充実しているため、親子でおそろいのコーディネートを楽しむこともできます。
そのため、子どもがいるファミリー層にもおすすめのアウトドアブランドだと言えるでしょう。
CHUMSが手掛けるアイテムで普段使いもできそうなアイテムには、以下のようなものがあります。
◎ボーンオンザリバーTシャツ
◎オーバーサイズドボタンフロントハリケーンシャツ
◎キッズブービーピケTシャツ など
・POLER(ポーラー)
POLERは、サーファーやスケーター、スノーボーダーのライフスタイルをミックスした新しいアウトドアブランドです。
アメリカ・オレゴン州を拠点としています。
2010年に立ち上がったばかりなので、アウトドアブランドの中でもかなり新しい方です。
ロードトリップのバイブスからインスピレーションを受けたアイテムの数々は、どれも遊び心が溢れたデザインになっています。
そんなPOLERは、アクションスポーツと伝統的なアウトドアアクティビティの間にある溝を埋める存在として、貢献してきました。
実用的なアウトドア用品やアパレルを生み出していることから、さらに注目度が高まっていくのではないかと予想できます。
POLERが手掛けるアイテムで普段使いもできそうなアイテムには、以下のようなものがあります。
◎PRMWASHEMBTEESURF
◎TENTRELAXFITPOCKETTEE
◎SHIRRINGNYLONSHIRT など
・mont-bell(モンベル)
mont-bell(モンベル)は、1975年8月に日本国内で立ち上げられたアウトドアブランドです。
高温多湿な日本の気候に合わせたスリーピングバッグやレインギアの研究開発も同時にスタートしています。
ドリューパーカやアルパインパックといった先進的アルパインクロージングやギアの開発にも力を入れているブランドです。
「FunctionisBeauty(機能美)」と「Light&Fast(軽量と迅速)」というコンセプトを掲げ、アウトドア愛好家に愛されるアイテムの開発を現在も続けています。
自然保護活動や野外体験・環境学習、冒険塾などの取り組みにも力を入れています。
mont-bellが手掛けるアイテムで普段使いもできそうなアイテムには、以下のようなものがあります。
◎コアスパンポロシャツ
◎WIC.ロングスリーブT
◎トラベルタフパック20 など
・DOD(ディーオーディー)
DODは、2008年に日本国内で立ち上げられ、自由に遊ぶことをコンセプトにしているアウトドアブランドです。
子どものような遊び心を持ち続け、いい意味でクレイジーな大人を増やしたいと考えています。
他のアウトドアブランドが作っているような普通のモノではなくユニークなものを作る、WEBコンテンツを充実させる、広告を出さずにリーズナブルな価格で商品を提供する、といった点を重要視しているブランドでもあります。
DODが手掛けるアイテムで普段使いもできそうなアイテムには、以下のようなものがあります。
◎GOODMORNING!TEE(オハティー)
◎MECHANUKKUHALFZIPPERSWEATSHIRT
◎STOTE(ショルダーストラップ付きトートバッグ) など
・AIGLE(エーグル)
AIGLEは、1953年にフランスで生まれたアウトドアブランドです。
天然ゴム製のラバーブーツをハンドメイドで作り、クラフトマンシップを育んできたブランドでもあります。
自然に寄り添いつつ、毎日の暮らしを快適にできるようなアイテムを手掛けています。
ただ快適に使えるだけではなく、どのような天気でも安心して使える機能性や耐久性の高さを有している点も、AIGLEが取り扱っているアイテムの魅力です。
AIGLEが手掛けるアイテムで普段使いもできそうなアイテムには、以下のようなものがあります。
◎吸水速乾UVCブルゾン
◎撥水フーデッドジャケット
◎レディースカーヴィル2ラバーブーツ など
・NANGA(ナンガ)
NANGA(ナンガ)は、1941年に日本国内で誕生したアウトドアブランドです。
社名の由来は、ヒマラヤ山脈にあるナンガ・パルバットです。
「人喰い山」として恐れられているこの山は登頂の難しさに定評があります。
そのような山の名前からとった背景には、創業者の「困難だからこそやってやろう、みんなが登らんとこを登ったろうという」という考え方があるのです。
国内洗浄したフェザーを使っていたり、職人の手で一つひとつの工程を丁寧に作業していたりするなどのこだわりが詰まったアイテムを提供しています。
NANGAが手掛けるアイテムで普段使いもできそうなアイテムには、以下のようなものがあります。
◎NOCOLLARSOFTDOWNCOAT
◎SOFTDOWNVARSITYBLOUSON
◎MOUNTAINLODGEDOWNWRAPSKIRT など
アウトドアブランドには多くの種類があり、それぞれコンセプトやこだわりに違いがあります。
どのような使い方をしたいのか、どのようなデザインが好みか、などに合わせて問題ないでしょう。
普段使いできそうなものもたくさんあるので、日常のファッションにもぜひアウトドアブランドのアイテムを取り入れてみてください。
ブランドによっては、アウトレットで購入できるものもあるので、気になる人は足を運んでみても良いでしょう。
また、どのブランドもオンラインショップを完備しているので、近隣に店舗がない場合でも購入可能となっています。