株式会社村田ソフトウェアサービス(村田知史)の評判は? | nanafutaのカルチャーガイド

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需要の高い業界や業種では競合が多く、スキルや経験があるだけでは生き残れないこともあります。
そこで必要になるのがその会社独自の特色です。
今回は社員・顧客・会社の3つがともに成長できる関係にあることを目指す、大阪の「株式会社村田ソフトウェアサービス(MSS)」の特色と、代表取締役である村田知史氏について解説します。


 

■村田ソフトウェアサービスってどんな会社?

大阪市に拠点を置くアプリ開発会社「株式会社村田ソフトウェアサービス(MSS)」とはどのような会社なのでしょうか?
主な事業内容と会社方針をみていきます。
 

・ソフトウェア開発が主な事業

村田ソフトウェアサービスでは、iPhone・iPad・Android向けのアプリ開発、SNSのコミュニティーサイト向けのFlashゲーム開発、携帯ゲーム機向けソフトの企画開発などを行っています。
他にもWebシステム開発やデータベース構築、業務用システムの開発なども手掛けており、多くの開発実績があります。
 

・やりたいことをやらせてくれる会社方針

村田ソフトウェアサービスの会社方針は、好きなことや強みを伸ばしていこうというもの。
エンジニアが主体となる開発会社では職場環境の整備に重点を置くケースも少なくなく、村田ソフトウェアサービスもその中の一つのようです。
スキルアップや要望に最大限応えるべくプロジェクトの割り当てを行ってくれるため、やりたいことをやらせてくれる会社だといえるでしょう。


 

■村田ソフトウェアサービスの経営理念は?

会社にはそれぞれ特色があり、独自の文化が存在します。
その根本となるのが経営理念です。
村田ソフトウェアサービスの経営理念は次の通り。

◎自由な発想と夢
◎最大限のサービス
◎価値の創造

それぞれ詳しくみていきましょう。
 

・自由な発想と夢

村田ソフトウェアサービスでは社員一人ひとりが常に自由な発想と夢を持って仕事に取り組めるように心がけています。
そのために会社ができることは支援や環境整備といったサポートです。
「人は成長できる」という信念のもとに、身に付けたいスキルや思い描く姿を聞き取り、キャリアプランを作成します。
 

・最大限のサービス

顧客のニーズに応えるため、技術の追求や柔軟な対応を心がけて仕事に取り組んでいます。
期待通りではなく、それを上回る成果を出すための努力を惜しまず、高い目標を掲げる習慣をつけることで最大限のサービスを提供することが可能に。
 

・価値の創造

会社として成長するためには、正当な評価が欠かせません。
適正でありつつも最大の利益を確保できるように取り組むことで、新たな価値が生まれます。
価値の創造を続けることで会社としてはもちろん、社員一人ひとりも成長できます。


成長を続けるIT産業の一つであるソフトウェア開発は、日増しにその重要性がアップしています。
ニーズは高まり多様化も進んでいるため、従来のやり方では行き詰まってしまうこともあるでしょう。
村田ソフトウェアサービスはそういったことも見越して、未来志向の経営理念を掲げています。
働きやすい環境づくり、顧客へのサービス提供、会社としての成長といった明確な理念があることで信頼を勝ち得てきたのでしょう。
 

■村田ソフトウェアサービスの特徴は?

他社との差別化を図るためには独自のカラーが重要です。
では、村田ソフトウェアサービスならではの特徴にはどういったものがあるのでしょうか?
 

・顧客の声を真摯に受け止める

アプリ開発と聞くと知識や経験、ノウハウなどが重視されがちです。
実際にそういった要素は必要でしょう。
しかしそれだけでは顧客(エンドユーザー)のニーズに応えられないこともあるのが現状です。
村田ソフトウェアサービスでは、徹底してエンドユーザーの声を聞くこととしており、要望は真摯に受け止めます。
そのうえで質の高いサービスを低コストで提供できるように、エンドユーザー志向を追及しているそうです。
 

・信頼に応える方法を考える

アプリ開発では、時に難しい問題に直面することもあるでしょう。
「無理だ」「不可能だ」と思考が停止してしまいがちですが、それではいつまでも成長できません。
また、思わず逃げ出したくなるような問題も本を正せば顧客からの要望であったり、会社から任された仕事であったりします。
そのため、まずは信頼からくる期待であることを認識し、問題解決に挑むためのスキルや方法を考えるというのが村田ソフトウェアサービスの方針です。
 

・失敗を恐れず行動する

アプリ開発はニーズの高い業界のため、競合他社も数多く存在します。
ちょっとした気の緩みや慢心が後れを取ることにもなりかねません。
取り残されないために必要なのは、失敗を恐れない行動力であると村田ソフトウェアサービスでは考えています。
従来通りのやり方以外の方法を試してみたり新しいことに挑戦してみたりと、失敗した時のことは考えず、まずは行動に移してみようというのが村田ソフトウェアサービスの特徴です。
 

■村田ソフトウェアサービスの開発実績は?

村田ソフトウェアサービスでは、iPhone・Android向けのアプリ開発も行っています。
これまでの開発実績をいくつかみていきましょう。
 

・ポケットメイト フィールドアスレチックス

iPhone向けゲームアプリです。
現在は配信終了していますが、タカラトミーとのコラボ企画でした。
同社の製品である「ポケットメイト」を復刻し、スマホでプレイ可能に。
ポケットメイトシリーズは他にも野球、迷路がありました。
 

・Red Blocks

iPhone・Android向けゲームアプリです。
落ちてくる赤いブロックを上手く組み合わせて画面をすべて赤色にすればクリア。
テトリスのような見た目ですが正解ルートが存在し、IQを駆使しなければクリアできないという頭脳ゲームです。
シンプルながらもクセになると評判です。
 

・ヒトサラChef's Recommend

iPhone向けの「ヒトサラ」公式アプリも村田ソフトウェアサービスが手掛けています。
10,000人のシェフ情報、15,000以上のお店掲載、シェフが実際に通う5,000のお店など、グルメ情報満載の人気アプリです。
自分だけのリスト作りもできるので気になるお店をチェックするのにも便利。
最新のグルメニュースが毎日更新されるので外食好きな人はもちろん、いざという時のお店選びにも役立ちます。
 

・弾幕城

iPhone向けゲームアプリです。
弾幕城とは城型のレーザー兵器のこと。
空から降ってくるミサイルにレーザーを放って大阪の街を護るというゲームです。
大阪の街と弾幕城はともに数で表示され、ステージクリア時に多く残っているほど得点が高くなるというシンプルなルールですが、舞台が大阪というところが村田ソフトウェアサービスらしいといえるでしょう。
弾幕城のビジュアルも大阪城に酷似しており、地域に根付いた開発姿勢がうかがえます。
 

株式会社村田ソフトウェアサービス

■村田ソフトウェアサービスの会社情報をチェック

ここで村田ソフトウェアサービスの基本情報を確認しておきましょう。
 

【会社概要】

◎社名:株式会社村田ソフトウェアサービス(MSS)
◎所在地:〒550-0014大阪市西区北堀江1-6-2サンワールドビル5F
◎TEL:06-4390-7654
◎FAX:06-4390-7650
◎URL:http://www.mss-g.co.jp/
◎代表者:村田知史
◎設立:平成7年4月1日
◎資本金:2,512万円

 

 

【沿革】

平成7年4月 創業
平成11年2月 事業拡大のため法人化
平成12年8月 株式会社化
平成13年4月 さらなる発展のために増資
平成17年4月 事業拡大により技術開発部を設立
平成17年5月 技術者育成事業「有限会社プロルート」設立
平成17年6月 さらなる発展のために増資
平成18年1月 プロルートを株式会社化
平成19年1月 インド、ベトナムなどにオフショア開発を開始
平成20年10月 アプリゲーム「弾幕城」配信スタート
平成20年11月 アミューズメント事業のサイト立ち上げ
平成25年4月 事業拡大により東京営業所を設立
 

【今後の事業展開】

村田ソフトウェアサービスではこれまで、モバイル・Webネットワーク・データベースの3つを中心に事業を進めてきました。
今後はそれらに加えて新しいキーワードを見つけ、事業として展開させようと検討しています。
その際にポイントになるのが

◎前例やルールに縛られない
◎やりたいことは全部やる
◎行動はより早く、さらに早く、もっと早く

という3つ。
社員に自由な発想と夢を持つことを望み、顧客へは最大限のサービス提供、新しい価値の創造により会社の成長をうながそうとする村田ソフトウェアサービスらしい着眼点といえるでしょう。
社員に向けているようでいて顧客もしっかりと視野に入っており、社員・顧客・会社の3つがともに成長できると期待できます。
 

■代表取締役の村田知史ってどんな人?

村田ソフトウェアサービスの代表取締役は、村田知史氏です。
経営理念や特徴などから、柔軟で視野の広い考え方のできる人物だと推測できます。
そんな村田知史氏とはどんな人なのでしょうか?
 

【経歴】

◎小学生のころにインベーダーゲームに出会い、プログラミングに興味を持つ
◎独学でプログラミングスキルを身に付け、専門学校に入学
◎日立造船コンピューター株式会社へ入社
◎エンジニアとして人事・給与管理システムの開発業務を担当
◎勤務3年で退職し、村田ソフトウェアサービスを設立

専門学校時代の友人3人で「3年後に再び集まって会社を立ち上げよう」と約束をしていたそうです。
その後それぞれ別の会社に就職し、経験を積んだうえで立ち上げたのが村田ソフトウェアサービスでした。
 

・起業直後の様子

起業当初はほとんど仕事がなく、苦労もしたようです。
というのも再集結した友人たちは全員エンジニアで、営業ができる人が一人もいなかったため。
そこで開発人材のアルバイト募集をしている会社に直接電話をかけて地道な営業活動を行ったそうです。
するとあっという間に20名規模の会社に成長。
50名規模になるころ、村田知史氏は教育の必要性を感じて社員向けにプログラミングの勉強をスタートさせました。
 

・人材育成の重要性に気付く

会社規模が大きくなるにつれて、人材育成の必要性に気付きます。
村田知史氏は、過去に企業向けのプログラミング講師をしていたことがあり、その経験を活かして未経験者からプロを目指す育成所「有限会社プロルート」を立ち上げました。
講師の経験やノウハウを活かして運営を行ったこともあり、早々に株式会社化します。
それだけでなくインドやベトナムにオフショア開発も。
着実に事業拡大を続けています。
 

■村田知史はSNSをやっている?

成長を続ける村田ソフトウェアサービスの代表取締役である村田知史氏は、SNSをやっているのでしょうか?
調査してみましたが、村田知史氏個人名でのアカウントは見つかりませんでした。
しかし、会社としてのアカウントがあったのでご紹介します。
 

◎X(旧Twitter)

株式会社村田ソフトウェアサービス採用担当
https://x.com/MSS63527708?s=20
 

◎Instagram

株式会社村田ソフトウェアサービス東京
https://www.instagram.com/tokyo.office01.mss.g/


どちらも2013年に設立された東京営業所のアカウントのようです。
あまり投稿頻度は高くないようですが、代表取締役である村田知史氏の姿もありました。
和気あいあいとしており、アットホームな職場環境であることがうかがえます。



今回は、大阪にあるアプリ開発会社の一つ「株式会社村田ソフトウェアサービス」の特徴や強み、代表取締役である村田知史氏について解説しました。
数多くの競合がいるなかで存在感を放てている理由がよくわかる、特色のある会社といえます。
人材育成のために別会社を立ち上げた村田知史氏の行動力は、今後も期待できそうです。