こんにちは。

ご訪問いただきありがとうございますおねがい

 

「自分がない」

「自信がない」

「自分なんて」

と辛い思いをされている方が

 

ありのままの自分と出逢い

受け入れ

深いところで自分と繋がりながら

心の土台を作って

自分らしく生きる

 

『自分を生きる』

 

を応援させていただく

心理カウンセラーの

近藤ふじ子と申します。

 

  

 

 

 

 前回は『どうして自信を持てないのか』

ということを投稿させていただきました。

 

その際に

親子間のコミュニケーションについて

書かせていただきました。

 

 

今回は

子供つながりで

投稿していきたいと思います。

 

 

 

 

子供が成長していく過程においても

 

 

またカウンセリングで

クライアントさんが

心の土台作りや

問題を解決していく力をつけていかれる

その過程においても

 

 

サポートする側の共通点として

とても大切だと

感じていることがあるので

そのことについて

書かせていただきたいと思います。

 

 

 

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私の娘は小学4年生のときに

不登校になり

フリースクールに通い始めました。

 

 

そこのフリースクールでは

 

“ 子育て ” 

 

とは言わないで

 

“ 子育ち ” 

 

と言っていました。

 

 

 

 

ー子供は自分で育っていくー

 

 

そのような考え方が基盤にあったからです。

 

 

 

 

「先生」 

 

はいなくて

 

「スタッフ」

 

がおりました。

 

 

 

子供は自分で育っていく。

 

大人たちが「先生」として

何かを教えて

子供を育てるのではなく

 

 

ー子供たちは自分で育っていくー

 

ので

 

その “子育ち” をサポートするために

 

大人たちは

 

「スタッフ」として

 

“ 子育ちサポート ” 

 

をする。

 

そのようなフリースクールでした。

 

 

 

 

心が傷ついたまま

フリースクールに通っている

子供さんたちもたくさんおりましたので

 

 

そこは

傷を癒す居場所でもありました。

 

 

暖かい環境でゆっくりと

心の傷を癒しながら

自分の心と向き合いながら

自分の中にある

好きなこと

興味のあることを

感じたり考えたり

したりしながら

日々を過ごす

 

そんな居場所でした。

 

 

 

 

 

毎週はじめに

ミーティングを開いて

子供たちが何をしたいか意見を出し合い

話し合いをしました。

 

 

スタッフは

その子供たちがしたいことを

サポートする

という役割を担っていました。

 

 

 

 

 

子供たちは

することを与えられるのではなく

内発的動機に基づいて

自分たちのしたいことに

取り組んでいたので

 

 

自分がしたいことだけでなく

それに関連する

諸々の事象にも

自発的に取り組んで

学んでおりました。

 

 

子供たちそれぞれが

自分の好きなこと

興味のあることと共に

 

自分のペースで

 

“自分で” 育っていっていました。

 

 

 

『educationーエジュケーション』


という言葉がありますね。

 

この言葉は日本語に訳されたとき

 

『教育』と訳されました。

 

『教えて育てる』ですね。

 

 

 

しかし『educate』は本来

 

『引き出す』

 

という意味なのだそうです。

 

 

 

子供の力を引き出してあげるのが

 

本来の『educate』という意味らしいです。

 

 

 

✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨

 

 

 

私の娘は絵を描くのが好きでした。

 

 

そのフリースクールは

いつ行っても構わないし

いつ帰ってきても構わなかったので

 

 

娘は朝起きたら

まずお絵描きをしていました。

 

 

夢中になって描いていて

そのうち

心が満たされるのか

気が済むのか

「じゃあ、そろそろ行ってこようかな」

という感じで

フリースクールに登校していました。

 

 

フリースクールでは

ほとんど大好きなゲームをして

その他の時間は

お喋りをしたり

ときどき講座などに参加しながら

過ごしていたようです。

 

 

そして家に帰ってきて

晩ご飯がすむと

また夢中になって

お絵描きをしていました。

 

 

絵ができあがると

絵のSNS投稿サイトに

載せていました。

 

 

 

そんな毎日を

小学校4年生の頃から続けていたのですが

中学生後半の年齢になった頃には

フォロワーが3000人ほどになり

仕事の依頼も来るようになっていました。

 

 

娘はペンタブで絵を描くのですが

私は当時

パソコンのことも良く分かっておりませんでしたし

もちろんペンタブの使い方も

知りませんでした。

 

 

娘は小学生でありましたが

ネットで調べながら

ペンタブの使い方を学び

絵の描き方も

好きな絵師の絵を見ながら学んでおりました。

 

 

今はデジタルイラストレーターとして

自立しております。



 

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フリースクールでの

子供への対応の仕方が

絶対に正しいという話ではなく

 

 

子供それぞれに合った

育っていくのに適した環境というのが

あるのだろうなと

思いました。

 

 

 

 

ここで心理学者の河合隼雄先生のご著書

 

『カウンセリングを語る(上)』から

 

「カウンセリングと教育」ということについて

書かれているところを一部抜粋して

ご紹介させていただきますね。

 

 

 |十分な太陽と十分な水と十分な肥料と

 |そういう風なものが全部揃っていると

 |木は自分で育ってくるわけです。

 

 |植物に教えることはできません。

 |なるべくこっちをむいて出てくるようにとか

 |花は土曜日に咲くようになんて、できない。

 

 |植物は添え木をしたところで

 |長い間生長するのを待たねばならないのです。

 |そういうイメージからいきますと、

 |カウンセラーの仕事は

 |植物を育てるのと似ているなあと私はよく思うんです。

 

 |種というものは不思議なものですね。

 |種というのは条件さえ整えば

 |自分からずっと育ってくる力を持っているのに

 |条件が悪かったら育たないわけです。

 

 |自分の心の中に持っている

 |発展していく可能性、種、

 |それを自分の力で出していけるような土に、

 |われわれがなると言っていいんじゃないでしょうか。

 

 |木が育つためのもっとも適切な肥やしというものがある。

 |そして、私はよく言うんですが、

 |こやしは根元にまかない。

 |離れたところにまきます。

 

 

 

 

 

子供が成長していく過程において、

私が経験したのは

 

離れたところに肥料をまくと

子供は自分で育っていく

ということでした。

 

 

 

 

カウンセリングで

クライアントさんが

問題を解決していかれる過程においても

 

 

サポートする側にとって

大切なのは

 

 

クライアントさんが

ご自分で問題を解決していける力を育まれるよう

 

カウンセラーは

その力を育む土壌になっていくことだと

感じております。

 

 

 

 

私は師から

カウンセラーの在り方として

 

 

クライアントさんに対して

心の眼で

畏敬の念と敬意を持つこと

 

 

と学びました。

 

 

 

 

 

子供の中に自分で育っていく力があるように

 

 

クライアントさんの中にも

 

 

ご自分でご自分の心の土台を作っていかれる力が

おありになるということ

 

 

ご自分で問題を解決していく力が

おありになるということ

 

 

 

 

人間それぞれに元々備わっている

その人本来の力

 

 

人間という

宇宙の一部である生き物としての

神秘と

活力と

ダイナミズムに

 

 

私も

畏敬の念と敬意を持ちながら

伴走させていただけたらと

思っております。

 

 

 

✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨

 

 

 

今回も最後まで読んでいただき

ありがとうございました🙏✨😊。

 

 

 

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