NHK ETVのコロナ特集その2「緊急対談 パンデミックが変える世界~海外の知性が語る展望~」で、
海外の注目される知識人達(経済学者や思想家)が登場して、コロナによる世界の状況やアフターコロナの世界について語りました。
その内容がとても濃かったのです。
ジャック・アタリ(フランス)経済学者・思想家
『2030年ジャック・アタリの未来予測 不確実な世の中をサバイブせよ!ジャック・アタリ』を2017年8月に出版し、
自由貿易の拡大や世界的な人往来によって、大規模なパンデミックが引き起こされることを予測していた学者です。
2017年出版の本に、
ものすごいイノベーションの大波が押し寄せる
2017年から2030年までの間に、人類史上まれにみる大型のテクノロジーイノベーションが続出し、われわれの暮らし、労働環境、学習方法、介護、思考、信条は激変する。
それらのイノベーションにより、希少性という問題は大幅に改善されるだろう。
まず、すでに実現化しているイノベーションの一部が、企業、労働者、消費者、一般市民の日常生活にとって極めて重要になる。それらは、文化、生活慣習、イデオロギー、政治に影響を及ぼす。
と書いています。
「フランスの超天才」ジャック・アタリ氏が、今回、インタビューに応えた言葉が心に残りました。
「他者のために生きる」
「他者を守ることが自分を守る」
「利他的はいずれ自分の利益になる」
※利他的
自己の損失を顧みずに他者の利益を図るような行動のこと
自己の損失を顧みずに他者の利益を図るような行動のこと
「協力は競争よりも価値がある」
「皆で試合に勝つ」
「恐怖を感じる時、人間は大きく変化する」
「今の現状をうまく生かすしかない」
「人類は忘れやすい。これまで通りに戻る弱さがある」
※忘れやすい生き物
24時間以内 25%
48時間以内 50%
4日以内 80%
24時間以内 25%
48時間以内 50%
4日以内 80%
「ポジティブに生きよう」
・・・勉強になりました。
拡大を防ぐには人との接触を控える。
富山市民病院の、ひっ迫した医療現場を伝える涙の会見に涙が止まりませんでした、、、
マスクを数十万個確保したので、3000枚~販売可能ですというメールがあり、なぜ、医療現場にまわさないのかと思いました。