検査結果&治療方針説明 | 40代の乳がん治療記録

40代の乳がん治療記録

40代働き盛りで突然の乳がん。診断〜治療までの経験を綴ります。
2023.2 乳がん診断(ステージⅠ ルミナールA)
2023.4 手術(部分切除、リンパ節転移無し)
2023.5〜 ホルモン療法開始、放射線治療21回
現在はタモキシフェン服薬とフォローアップ診療のみです。

昨日、もろもろの検査結果と治療方針の説明を受けに病院へ。

旦那さんが仕事を休んで付き添ってくれました。

 

先生から、まず検査結果の説明があり、

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▼検査結果

浸潤性小葉癌 ステージⅠ

腫瘍の大きさ 1.4cm(~2.0cm程度)

乳管内進展 ほとんどなし

腋窩リンパ節  腫脹なし

遠隔臓器への転移なし

 

乳がんの性質

・ホルモン感受性 陽性

・HER2レセプター 陰性

・Ki67 1%(非常に低い)

・組織グレード 不明

 

この時説明はなかったですが、あとから自分で調べるとルミナールAというサブタイプに該当するようです。

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▼治療方針

手術先行

手術は乳房温存術(全身麻酔、手術時間は2~3時間)

腋窩はセンチネルリンパ節生検、術中迅速診断で3個以上転移があれば腋窩郭清、2個以下の転移であれば腋窩郭清しない

入院は手術前2日、手術後2~3日、ただし腋窩郭清を行った場合には+1週間

 

手術後は1か月ほど創部の診察やケアを行って、病理結果が確定したのちに放射線治療を実施

放射線治療は4~6週毎日の予定だが病理検査の結果をもって決定

 

ホルモン療法は病理検査の結果をもって開始、服薬を5年程度

抗がん剤治療はサブタイプやKi67の結果からも必要ないと考えるが、これも病理検査の結果をもって最終決定、実施するとすれば飲み薬

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とのこと。

Ki67ってわたしも何ぞやという感じでしたが、乳がんにおけるがんの増殖度(進行スピード)を示す一つの基準だそうです。国際的に認められた共通基準ではないものの、予後に大きく影響することは様々な研究結果でわかっていて、ER陽性・HER2陰性乳癌において予後予測に有用とのこと。

 

 

総合して、顔つきのいい癌で予後予測も良好。

ただし病理検査が終わるまでは確定ではないので、まずは手術でしっかりと腫瘍をとりましょうということになりました。

 

この日も帰りに一蘭食べて帰って、旦那さんとの間では病院帰りはラーメンラーメンが定着しつつあります。

 

診察費 9,610円

ここまでの医療費  141,996円