医療保険のこと | 40代の乳がん治療記録

40代の乳がん治療記録

40代働き盛りで突然の乳がん。診断〜治療までの経験を綴ります。
2023.2 乳がん診断(ステージⅠ ルミナールA)
2023.4 手術(部分切除、リンパ節転移無し)
2023.5〜 ホルモン療法開始、放射線治療21回
現在はタモキシフェン服薬とフォローアップ診療のみです。

がんがもしれないという状況に置かれて、気になったのは医療保険のこと。

 

今自分ががんと診断されたとして、手術をしてその後も治療をした場合、どれくらいが保険で補償されてどれくらいが自費なんだろうというのを把握しておきたかった。

数々ある不安のうち、一番クリアなお金の不安をつぶしておきたかったというのもある。

 

わたしは医療保険+がん保険に加入していて、それらを合わせると下記の通り。

  • がん診断一時金 100万円
  • 手術      40万円/回
  • 入院      1万6千円/日(女性特有疾患は+2千円)
  • 退院後通院    5千円/回

一見十分そうに見えるけど、例えば一時金に関しては2年に1回程度というぼやーっとした制限があり、わたしみたいに同時に2カ所のがんの疑いがあって万が一どちらも悪性だった場合には1回分しか支給がされない。

退院後の通院も、1入院につき30日分(退院から180日以内)という上限があり、もし放射線治療を受けるとなるとはみ出す部分があるかもしれない。

やっぱり保険に完全はないのね。

とはいえ、頑張って高い医療保険を払ってきて、こういう事態にあまりお金の心配をしなくても済むことは本当に良かった。

ちなみに、乳がん治療で最初の1年間にかかる費用はおおよそ150万円と言われています。

 

治療費とは別に、仕事を休むとなると収入も減るのでそちらも心配ではあるけれども、これも会社の休職制度や保険組合の休職補償を調べると、

 

  • 休職期間は6カ月
  • 休職中は現給与のおおよそ2/3が支給される
  • 株式(RSU)の付与は延伸される
とのこと。働けなくとも収入がゼロになるわけじゃないなら、万が一の時は思い切って半年休職してもいいなという気にもなった。仕事を辞めるのは本意ではないけれど、抗がん剤治療は本当にしんどいようなので、体を優先する期間も必要そう。
 
お金回りの整理は以上。