乳腺外科を受診 | 40代の乳がん治療記録

40代の乳がん治療記録

40代働き盛りで突然の乳がん。診断〜治療までの経験を綴ります。
2023.2 乳がん診断(ステージⅠ ルミナールA)
2023.4 手術(部分切除、リンパ節転移無し)
2023.5〜 ホルモン療法開始、放射線治療21回
現在はタモキシフェン服薬とフォローアップ診療のみです。

2023年1月18日(火)午後

ネットで予約していた乳腺外科が評判の医院へ。

この日も母が車で付き添ってくれて、ありがたみを感じる。

 

受付をして、まずは簡単な問診。

自覚症状はあるか、家族に乳がんや子宮がんの人がいるか、薬のアレルギーはあるか、などいくつか質問をされる。

今日はマンモグラフィーとエコー検査をしますとのこと。

 

最初にマンモグラフィーで左右の胸を撮影。

服を脱ぎ着する狭いスペースに、乳がん患者コミュニティの案内の貼り紙があって何となくそれを眺める。この時点では、とはいえ自分とは関係がないだろうという気持ちと、何もありませんようにという気持ちが半々。

マンモの撮影はスムーズに終了。

 

次のエコーではベッドに横になって、片側ずつ腕を大きく上にあげて脇の下を見せるような体勢で検査をしていく。

右はささっと終わって、左がやはり異常に長い。特に脇の下のあたりと、胸の上の側を何度も何度も確認し、撮影しているのがわかった。

あれ、これやばいな、とこの時初めて感じる。

 

先生の診察があるのでお待ちくださいと言われ待っていると、ほどなく診察室に呼ばれ、男性の先生(あとからわかったけど院長ではないらしい)が座っていた。

エコーの画像を見せられ言われたのが、

「やはり左胸の上の部分に通常と異なる黒い部分が見えます。こういう場合、がんの可能性があるので、針を刺して細胞をとって検査をすることになります」と。

話し方が、とても神妙で、申し訳なさそうで、先生の中ではほぼがんで確定なのかなと勘ぐりたくなる。

支度をして検査をするので、いったん診察室の外で10分くらい待ってくださいと言われ、診察室から出る。

 

母は、その少し前に車が心配なので(変なところに停めていた)車に戻ってるね、といって院内にはいなかったので、検査を待つ時間はひとり。涙がじんわりとにじんできて、慌ててトイレに駆け込んだ。

振りかえって思うと、あのとき母が院内にいたら、わたしは泣きついていたんだろうか。

 

10分ほどして名前が呼ばれ、診察室の隣の部屋へ。

先生にエコーをしてもらうと、左胸のこの部分にしこりがありますね、と説明される。触ってみると、本当にしこりがある。しかも小銭くらいの大きさがある。

細胞をとるために針を刺しますね、と言われて、びびりのわたしは「痛いですか?」と被せ気味に聞くと、採血と同じくらいの太さの針です、刺すときはいうので少し我慢してくださいね、と。

実際は針を刺すときと抜くときにチクっとした痛みがある程度で、充分我慢できたんだけど、わたしがあまりに唸っているので看護師さんが足をさすってくれていた。

やっと終わったと思ったら、もう一回刺しますねと。びっくりしたわたしが笑ってしまうと、少しその場の雰囲気が和らいで、先に2本とるって言えばよかったですねごめんねと言われる。

あとで調べると、この細い針を刺して細胞を採り検査することを細胞診というらしく、マンモとエコーで腫瘍の疑いがある場合はこの細胞診か組織診をすることになるらしい。

(組織診は細胞診よりも太い針を使い腫瘍の組織を採取する方法で、部分麻酔が必要らしい。次はこれかな、とびびる)

 

なんとか2本採取して、服を着て、検査結果を聞く日の予約を取りましょうと言われた。

最短だとこの日です、ただこの日は院長が不在で今日の先生ですね、と言われたが、なるべく早く検査結果を知りたい思いから、その日でいいですと答えた。

次回は1月31日。

 

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費用

7,000円弱(領収書捨てちゃったのでマイナンバーで照会できるようになったら更新)

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ここまでにかかった費用

10,000円

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