成熟スイッチ⭐︎林真理子さん著★読了
林真理子さんによる
「9年ぶりの人生論新書」
という成熟スイッチを読みました!
この本は、
年を取るにつれて格差が生じてくる
人の「成熟」について書かれています。
成熟を身につけるには
日常の小さな一つ一つの心がけ次第。
老害にならず
素敵な大人になるため
成熟スイッチをONにする
ティップスを教えてくれる一冊です!
はあちゅうさんと
MEGUMIさんをきっかけに
読み始めた林真理子さん。
最近本屋へいくと
この「成熟スイッチ」が
山積みになって売られています。
「野心のすすめ」に続き
また自分を成長させれくれる本に違いない!
読まねば!と
購入しました!
そして実際
読んでみて大変勉強になりました。
襟を正してくれた、という感じでしょうか。
まだ気持ちは若いつもりでいても
実際は44歳💦
大人の作法を実践していかなければ
ちっぽけな人間
あわよくば老害になっていくことを
改めて気づかされました。
心に響いた箇所。
本文より抜粋。
一部言い換えあり。
序章 四つの成熟
・「人から必要とされる」ではなく「人を幸せにしたい」「人のために何か役に立ちたい」と能動的に考える。
・「本を読む」ということは、自分とは違う人生を見るための格好の材料。読書は必ず人生を面白く豊かにしてくれます。
第一章 人間関係の心得
・信頼というと、職場の事務の人たちは本当によく人を見ている。(中略)些細なことをケチる方がよっぽど高くつく結果になる。
・(田辺先生)「女は60歳からよ。60過ぎてからすごく自由になってくる。視野が広がるから生きやすくなるのよ」
・「年をとったら二次会はパス」望むらくは「支払いの足しにしてね」とさっとお金を渡して消えていく。それが理想。
・「きちんと出席して真面目な姿勢を見せれば、ちゃんと認めてくれる人がいるんだ」
第二章 世間を渡る作法
・時間を使うのがうまい人とは、まず優先順位の付け方が的確、つまりは判断力に優れた人。頭を切り替えることの重要さ。
・喧嘩して感情を爆発させてしまうと頭の切り替えができるまで時間を取られてしまう。つまるところ逆らわないのは自分のため。
・嫌な気分から回復するには時間がかかる。人の不機嫌にいかに巻き込まれないようにするか、巻き込まれてもどうやって回避するかには細心の注意を払う。
・大事にしているのが、すき間時間と一人時間。
第三章 面白がって生きる
・大いなる不安の中でも、楽しみたい。不安一杯で惜しみなくお金を遣うから「死ぬほど働かなくては」というモチベーションになる。たくさん遣うために、たくさん働く。その繰り返しです。
・やるとなったら、人間力を試されてると思って懸命にやるしかない。背伸びなくして成長なし。
・仕事をするということは、嫌なことがあっても耐え、自分を抑え、例え大嫌いな人とも折り合っていかなければならないということ。理不尽なことだっていっぱいある。だからこそ何よりも人を成長させ、人間力を鍛えてくれるのは仕事なんです。
・仕事をしている人は「自分は真面目に働いているんだ」という事実に、無条件にもっと自信を持っていい。
・地道に仕事を続けていられるということは、それだけでとても素晴らしいこと。日々仕事があなたを確実に成長させてえくれています。
・もし、自分はつまらない仕事をしているが、もう好きな仕事に転職するなどの打開策はないと確信しているのなら、仕事はお金を稼ぐ手段としてパッと割り切って考えることも、人生を面白くするためには大事なこと。
・定時で終わる仕事とは、自分の「好きな時間をくれる仕事」と思ってみる。それも人生を面白がるための一つの大事な才能。
・本を読むと、大人になった時に一人でいることを恐れずにすみ人間になれます。
・旅の記憶が、何年経っても人生を後押ししてくれたり、勇気づけてくれることもある。だから旅はやめられない。
・「生き残るのは大きなものでも強いものでもない。変化していくものだ」
第四章 人生を俯瞰する
・無理にでも強気でいると、運は徐々にこちらに顔を向けてくれるのです。
・俯瞰力は、人を謙虚にさせてくれたり、時に励ましてくれたり、物事を長い目で考えさせてくれます。自己愛は、根拠のない地震であっても自分を力付けてくれる。
・「いつも楽しそう」というのは、自分自身はもちろん、家族や周囲の人をも幸せにしてくれる、大切な姿勢ではないでしょうか。
・自分でお金を稼ぐとこんなにも楽しく生きられるんだよ(中略)働くことは辛いことばかりじゃないし、やりがいや、嬉しいこともたくさんある。娘にはそういうことを知って欲しかった。
あとがき
・一つ何かをやると必ず何かを教えてもらえる。つまりは、何もやらなかったら何も学べないということ。
・ちょっとしたことでもいいから何か新しいことをして、昨日とは少し違った自分になってみる。成長にはキリがありません。毎日新しいスイッチを入れながら、自分の変化を楽しむことがきたら、なんて捨てな人生なんでしょう。
金言だらけで長くなりました。
こう書き出してみると
私は「面白がって生きる」ことに
重きを置いていることが
目に見えてわかりました。
あとはやっぱり「仕事」・・・。
私生活の充実さを糧に
いかに仕事を仕事をわりきに乗り越えていくか。
自分の「好きな時間をくれる仕事」と思ってみる。
と大切な言葉をいただけました。
まさに私は定時上がりして
大好きなLAVAに毎日行けているので
好きな時間をくれる仕事!
そう考え仕事頑張っていきます!
上記には書き出していませんが
正装する、お礼を言う、手土産を持っていく
といった大事さについても書かれていました。
今は
そういう時代でもないかな
古臭いかな、
風の時代、個性の時代、
なんて思ってましたが
やはり
これらは
相手への気遣い、思いやり、
大人のマナーの一つ。
特に私のように
人からどう思われているか
気にしてしまうタイプの人間には
成熟スイッチの一つであることを
再認識しました。
また
こういったことが
自然とできないといけない
年齢になっていることを痛感しました。
とても勉強になりました。
自分の人生、
自分の手で素敵なものにしていくために
教えていただいた成熟スイッチ
自分で気づいた成熟スイッチ
どんどん押して
どんどん自分自身変化していきたいです!