遠まわしの学びが一番効く | 三上ナナエのブログ

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人材育成コンサルタント、企業研修講師


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先日ある病院で診察料のおつりをもらったとき、




私は気づかなかったのですが、受付の方が




「お札がちょっと破れてますね、失礼しました!」とすぐに取り替えてくれました。




見過ごしやすい場面の気遣いに心を動かされたのですが、同時に自分への反省も呼び起こされました・・・



その3日前くらいに、あるお店で支払いのお札を渡すときに、ちょっと破れている、と気づいたのですが、そのまま渡してしまったのです。




どこかで「私はお客様だから」という上からの気持ちがあったんですよね。




サービスを提供する立場とそれに対して対価を払う立場は、上下関係ではなくパートナーみたいなもの。




いろんなことが便利に享受できることが当たり前だと、そんな風にも思っていたことにも気づきます。




そして欠けているお札は銀行で簡単に交換もできるのです。




こうやって、思いやりをかけてもらえて気づくことは、直接厳しく指摘されるよりもジワジワ自分に効いてくるのでした。