暑くなってきた頃からちょくちょく通っていた「麺屋 もり田」。
飛騨高山中華そばをベースに動物系・節系・醤油を強調させたつけ汁の落としどころが丁度よく、割と気に入っていたのだが・・
それなりに繁盛していたのに、突然の閉店を市内の情報サイトで知る。
残念ではあったが、近い内に新たなラーメン屋さんがオープンするとのこと。
店名は「とりぼし」。
どこかで聞いたことがあるなと調べてみると、2020年11月に四日市駅下のテナントで節系醤油ラーメンを軸に展開していた。
一度は行ってみたかったが、駐車場がないのでつい後手後手となってしまい、2年くらいで閉店となってしまった。
今度は外すまいと思っていたが、日曜日が休業なんですね。
ならば土曜の開店10時の5分前にお店に向かう。
さすがに10時は早いのか、楽々ポールポジションをGET!
事前の情報で、節系醤油ラーメンとつけ麺の2種。
つけ麺が2種類あり、釜つけだと¥100のコストの生卵が標準で付いてくるが、扱いに悩んだので「つけ麺 中 茹で前330g」をチョイス。
「ごはん ¥150」は「もり田」と同じ。
ただ、おかわり無料が加わっているので、こちらもチョイス。
店内に入ってすぐ気付いたのが、「もり田」と同じ店主だったこと。
自家製麺にすべく、敢えて広くない店内に白壁の製麺室を設けている。
「もり田」のフランチャイズを買ってた頃は、自分流のアドリブが制限されてたかも知れない。
太麺をオーダー後に茹で始めるのでそれなりに時間がかかるであろうと、一連の流れを拝見しながら、いよいよ着丼・・
それぞれの器が大きいので写真では分かりにくいが、しっかりした盛り具合。
「もり田」と同じく、ごはんもいい分量。
全粒粉を練りこんだ自家製麺。
切り刃12番と太目だが、事前に十分伸ばされているので提供時間を無駄に遅らせることはないだろう。
しっかりした節系醤油ベースだが、意外にも甘味は影を潜めている。
つけ麺と言えば「関東風」と、デンプン質で太らせたのを濃厚と謳っているのとは明らかに違う。
水位の低下を心配することなく、たっぷり麺を浸していただく。
途中でレモンを絞りさっぱりと。
ごはんもおかわりしちゃいました。
麺を食べきりシメの割りスープをコール。
淡い和出汁のポットが提供され、つけ汁と同量を注ぎさっぱりと且つ十分な満足感。
早い時間もあってか、いい空間を得ることができました。