6月30日(日) さきのGWから「エンジンがかかる」「走行することができる」「車検を通すことができる」メンテナンスを段階を踏んで着実に進めた結果を出す時がついにやってきた。

(今回の画像はすべてその日のモノ)

 

 

 

燃料タンクにこびり付いた塗装ミストや液体のシミ、細かいキズをコンパウンドやワックスで除去し往年の輝きを取り戻す。

 

 

7月4日(木) ユーザー車検で運輸支局へ持ち込む。

 

 

 

受検時に何やらイヤなオーラを漂わせる検査官にあたり、案の定ヘッドライト周りに重箱の隅をつつくような指摘をもらい、2回検査に落ちるミスをしたが、3回目で終業16時前に何とかクリア。

 

これに限った話ではないが、「これダメ」「あれダメ」しか言えない奴は人間として成長しない。

 

 

7月6日(土) 車両の引き渡し式を行うため、オーナーさんが鈴鹿にやってきた。

 

 

 

最後に車検を受けたのが、1999年。

 

それから1年で数百キロ走らせてからしばらく長い眠りに。

学生時代にはちょっとしたツーリングに出かけたが、その後「走り屋」にハマったことで何度かの転倒を経験した故、外装のキズは多いが距離に関係なく半年に一回高級なエンジンオイルをあてがったことで、エンジンの程度はすこぶる良い。

 

 

 

 

止まっていた時間を今、再び!

 

24年はあるブランクと私と同級生である年齢も考慮し、クラッチワークとブレーキングと乗車姿勢といった、基礎的かつ重要な箇所を最初に伝える。

 

 

それでは、いざ出発!

松阪のとあるクネクネした山道で安全かつFUNライドを楽しむスタイルを伝える。

 

 

① 乗車姿勢は前乗りを意識しやや前傾、ニーグリップでいいけどかかと内側をステッププレートにしっかりホールドさせるトーグリップを重視

 

② ギアは3ないし4速(アンダー400は2ないし3速)で突入速度は40~60、アクセルオフと同時にややリーンアウト気味にコーナーをかわす

 

③ 視界がクリアと判断したら、即座にアクセルをワイドオープン!

 

 

 

さすがに私のCRFが下りはおろか上りでも十分優位に立つ。

 

でも、大事なのは最初は売却できる仕様で留める方向だったが、メンテナンスを重ねることでもう一度乗ってみたいと思えるようになったコト。

 

今回かけたコストは、一般のショップの車検の最もベーシックな料金と大体同じ。

(勿論、車検2年も含む)

 

この「蘇生」をショップに頼もうものなら、¥200.000以上は確実に請求されるかそもそも断られるだろう。