今年の正月、地元のある同級生と久々の再会。

 

色んな話で盛り上がる中、若き頃(?)に購入した400ccを未だに保有しているとのこと。

 

 

 

学生時代には何回かツーリングに出かけたが、それ以降は峠道での走り込みにはまるようになったそう。

 

 

 

 

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HONDA  CBR400RR  国内仕様 1988年式

 

最高出力 59ps 車両重量 179kg

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NC23型 ハチハチのヨンダボ。

 

59ps規制のレーサーレプリカで、当時は販売台数を稼ぐため各メーカーが毎年のようにモデルチェンジを行い、それまでの59ps車より一歩抜きん出た性能で発売する少々卑怯な手段をあの本田技研も行っていた。

 

 

 

オーナーさんは、90年代後半まで乗っていたがその後、放置。

 

18年前に、私が一度キャブレターを掃除してエンジンが掛かるようにしたが、オーナーさんが再びバイクへの情熱を燃やすことなく大きく時が経った。

 

 

 

せっかくなので、この連休中に一度起こせるか試してみようと言う流れに・・

 

必要なパーツを一気に揃えるのでなく、段階を踏んで次に行けそうなら買うことに。

 

 

 

幸いなことに、保管場所が木造の倉庫だったので悲劇的なサビが発生していない。

 

ブレーキの固着もあるが、まずは燃料タンクの状態を診てみよう。

 

 

・・が、燃料タンクのキーが全く回らないではないか!

 

 

潤滑油をふんだんに流し込んでしばらく放置。

 

純正のキーを損傷するといけないので、スペアを作り次に備える。

 

 

 

何とか開けることに成功。

 

やはり錆びてますね。

燃料コックを外すと、ガム状の堆積物で完全に詰まっている。

 

とりあえず、コックは注文と。

 

 

せめてキャブレターだけは持ち帰っておきたい。

 

 

 

インマニが硬化し、とても外せる気配がなかったがタイヤレバーを駆使しニジニジと持ち上げ、無事摘出。

 

80年代のHONDA車のマルチのキャブは、エアクリーナBOXに接続する「ブリッヂ」が架けられているのが幸いしました。

 

 

 

キャブのバラしの最中、早くも頼んでおいた燃料コックが到着。

 

 

はっきり言って「見切り発車」なのだが、行けるところまで行ってみようと思います!