CRF グリップヒーター取り付け。

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CRFにグリップヒーターの取り付け作業を行います。

 

純正グリップが細身でスポーティーなのが気に入っているが、寒冷時での通勤にはグリップヒーターは必須。

 

 

 

 

「EFFEX グリップヒーター」のKit内容。

 

グリップボンドが標準でグリップの長さ調整は3種類。

さらにグリップとバーのスキマ調整のアルミテープも付いているまさにオールインワン。

 

 

 

早速、左グリップの取り外しから。

 

まだヘタリもなく切るにはもったいなかったので、ブレーキクリーナーを注入しグリグリと抜き取る。

 

 

 

 

アクセル側はスロットルチューブごと取り外す。

 

ワイヤーの「遊び」を十分にとって分離させるが、無理をするとワイヤーを痛め破断となるので慎重に・・

 

 

 

スロットルチューブは事前に仕入れたKITACOの製品(主にPCX用)。

 

純正が結構グリスまみれだったので、同様にグリスをふんだんに。

 

 

取り付けの土台はこれでOK。

取り付けにあたりwebで「CRF グリップヒーター 取り付け」で検索するも、納得する情報が中々ない。

 

「ACC電源」のワードで探ると、知りたかった電源取り出しを自分なりに理解する。

 

 

 

CRFのACC電源の取り出し箇所は3つ。

 

ヘッドライト近辺と、シート下に2箇所。

 

 

ヘッドライト付近から取り出す例が多いようだが、余った配線やコネクターを収めるのはカウルのないネイキッドタイプ並みにタイトなCRFなので、余裕を以ってシート下から。

 

 

ここで注意なのが、赤色の端子から電源を取ること。

白色は情報では車両診断のための端子で、ここから取るとエンジンがかからなくなるそう。

 

 

 

HONDAは緑がアースなので、2本の黒/黄のツートーン配線のどちらかが正解。

 

webで対角に位置する黒/黄がACCと判明。

 

 

 

細身の平型端子は標準でないのでMy在庫から。

 

このコネクタに合う端子をわざわざ購入する例が多かったが、しっかり養生しておきます。

 

 

 

言い忘れてたが、このテの作業にはバッテリーのマイナスを外して行っております。

 

今一度、バッテリーを接続しイグニッションをON!

 

流れるLEDに間違いのないのが判る。

 

 

この後、グリップがじんわり暖かくなっているのも確認。

 

 

 

 

次にグリップの取り付け。

 

ハンドルバーにボンドを塗ったくる例が多いようだが、クリアランスも狭めなのでグリップ内側にボンドを塗って挿し込む。

 

ボンドは必要ないかもと言えるくらいにきっちり収まりました。

 

 

 

アクセル側は少々手こずる。

 

通常のグリップラバーのように「ボンボン」叩きこむのやネジって入れる訳にはいかない。

 

ブレーキクリーナーの助力で確実に挿し込む。

 

 

 

ハンドルガード等の装飾品を付ける予定はないので、エンドはフタをする仕様をチョイス。

 

付属のボンドで固定(ボンドの正体は瞬間接着剤でした)。

 

 

 

ウオームレベルスイッチの位置をあれこれ試してみる。

 

ハンドル中央やや左に落ち着きました。

このKitには、それを固定する治具も標準で付いてます。

 

 

 

やはり難解だったのが、余った配線の処理。

 

ひとつにまとめると、極太の倒立フォークに見事にヒットし潰してしまう絶妙な位置加減。

 

 

電源側のヒューズコネクタをメインハーネスに逃がし、残りをハンドルを左右に切って無理のない位置でまとめた上で、熱源のラジエータに触れぬように固定。

 

 

 

いざ試乗!

 

グリップ部が純正より太くなりスポーティーさにやや欠けるが、グローブ越しにじんわり伝わる暖かさには何にものにも代えがたいモノがあります。

 

 

日ごとに寒さ増す早朝出勤に早速威力発揮となっています。