以前に


中医アロマトリートメントというものは



中医学と
アロマトリートメント 
という

どちらも非常に守備範囲の広い
植物療法のコンビネーションなのだと


書かせていただきました↓







そこから
長らくお話が
頓挫してしまっていたので




今日はひとまず
アロマテラピーの守備範囲の広さについて
書いてみようと思います。






アロマテラピーは
精油(エッセンシャルオイル、アロマオイルと
呼ばれることもありますね)を使う
植物療法です。



ひとつの精油に含まれる香り成分は
非常に多く

それぞれの香り成分に
実にさまざまな効能があります。





皆さまは


ハンガリアンウォーターにまつわる
逸話をご存知でしょうか。



関節の痛みに悩まされていた
ハンガリーの王妃が

修道院から献上された
ローズマリーをベースにした
ブレンドオイル(香水)を
いたく気に入り
使いつづけていたところ


痛みが治っただけでなく
すっかり若々しく美しくなり

なんと!

はるか年下の隣国の王子に求婚された


という、あの、お話です。






ローズマリーは
全身性の強壮のハーブと言われていますね
強力な抗酸化成分を有し
血液循環を良くする効果にも
優れています。


ローズマリーは
乾き気味の土壌の方が良く育ちますが

こんなところにもローズマリーの
潜在的な強さを
感じます。




ハンガリアンウォーターに
使われているのは
ローズマリーベルベノンだと言われていますが




ざっと
その精油の効能をあげてみますと...



うつ、不眠、神経過敏集中力の低下
更年期の不調
心臓・肝臓・胆のう・すい臓の不調
冷え性、月経不順
老化肌、ニキビ、しわの予防


などなど...。


大変パワフルなハーブだということが
お分かりいただけると思います。






加齢や体の痛みに悩まされ
辛い日々を送っていた王妃が 


心地よい香りに満たされながら

ハーブの作用で  
痛みから解放されたり
お肌にも良い影響を実感しながら

日々を楽しく充実した気持ちで
過ごせるようになり

心身ともに元気になったのだろうと
いうことが


想像できますよね。






これぞ
まさにアロマテラピーの
守備範囲の広さが
成せる技のひとつだと


言えるのではないかと思います。










もしかしたら  
自分がまだ気づいてすらいない症状にも
その時に選んだ精油が作用してくれて


これまた知らないうちに
ひっそりと
その症状を緩和してくれている


というようなことも
十分ありえるのかなと思います。




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自分には

どんな精油との出会いがあって

その精油は一体どんな作用を

もたらしてくれるのだろう?








そんなことを

想像するだけで
  

なんだか

わくわくしてきませんか?









Liangでは

おいで頂いた方の 

体調や体質を見極めながら

精油を選びます。



いくつか候補をお出しした中から

最終的にどれにするか

お決め頂くのは

ご本人さまです。

  





まずは

ご本人が

その香りを気に入ってくださること




私は

それがとても大事だと思っています。






何故なら



ご自分の体調や
必要としているものを


意識よりももっと本能的な部分で


わかっておられるのは


ご本人だけだからです。





そうやって選んだブレンドオイルは


ご自宅に持ち帰られて
しっかりと使っていただく


モチベーションにもなりますね。




 

西洋医学のお薬のような


1対1の作用ではなく





緩やかだけれども

多くの成分が優しく

作用する



アロマテラピーの


奥深さを


是非楽しんで頂きたいです。








Liang

金谷有子


〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・






中医学をベースにしたアロマトリートメントや
クラフト作りをしています。




おいでいただいた方の体質や体調にあった
食べ物や養生についてもお知らせしています。








今回ご紹介したハンガリアンウォーターも
作れます↓