「深く考える人」は「なぜ?」を連発する!!





会社では上位のポジションへ行けば行くほど、仕事を深く考えることが必要になります。





相手の立場でものを考えたり、ずっと先を見通して計画を立てたり、複数の仕事を関連づけて考えたりなど、会社に入ってままない頃と違い、仕事のとらえ方、仕事の質が変わってきます。そこが仕事の面白いところですが、そのようなスキルを高めるには 「深く考えるクセ」 を身につけることが必要です。





「深く考える」 というのは 「なぜ」 を繰り返すことです。次のように覚えておきましょう。





「深く考える」 = 「なぜ?」 + 「なぜ?」





つまり、「なぜ」 を連発するクセを身につけます。「なぜ」 を言うのが 「深く考える」 入口です。





新人が持ってきた意見を聞いて、できる上司なら本人が気づかないでいるいろいろなことを指摘します。 「これをやったら、どんな効果がでるの?」 「これにはいくらかかるの?」 「他に気づいたことはなかったの?」 と切り返します。





強い会社は特別なことをやっているのではなく、基本を徹底してしっかりやっているのです





例えば 「なぜ他店は流行っているのか」 と思ったら、その理由を3つ考えます。


あるいは、「なぜ女の子が増えるのか?」 その理由を3つ考えて書き出します。そしてそれを実行するのです





「深く考える人」 には 「なぜ」 を言うことから始まり、クセにすることで誰でもなれます。

「応用が利く人」 になる!!





1つの仕事ができるようになったら、今度は覚えた仕事と違うタイプの仕事にもそれを活かしてすぐにこなせるようになる事を 「応用が利く」 と言います。





初めに一つの仕事のパターンを教えれば、後はそれを応用して他の違うパターンも自分でドンドンできるようになるので、1つ一つ教える手間が省け、応用が利く人は大事な戦力となります。





1つの仕事しかできない人ばかりだと仕事の種類だけ人がいりますが、複数の仕事に就ける人だとやり繰りすれば人数は少なくて済み、人件費を下げられます。下がった分、いろいろな仕事ができる人の給料を上げたり、広告費に使えます。





応用が利く人は仕事を教わるときに単にマネしているだけや仕事のやり方のうわべだけを見ているのではなく、その原理、こうすればこうなる理屈も合わせて見ています。





したがって、違うパターンの仕事が来ても、その原理を応用して使えないかを考えるわけです。





仕事のやり方の原理を見るくせをつけると応用力は上がります。続けていると原理を見抜くのが早くなるし、複雑なものも見抜けるようになったりします。





また仕事の原理が分かるというのは他の人に仕事を分かりやすく教えるための要件の一つでもあります。





なぜここでこうするのか、ここを間違えるとこれまでの手間が台無しになるなど、仕事の原理が分かるとその仕事のポイントをはずさず、要領良く仕事を教えることができます。





やり方をたんに見せるだけの指導とはずいぶんとレベルが違うと言えます。





スタッフの指導は、このクラスの役割です。このクラスには応用力は欠かせません。

「どこまでもあきらめない」





何度失敗しても食らい付く。断られても断られても可能性があればトライする。 「お前には無理だ」 と言われても諦めない。こういう人は少なくなりましたが、「会社は見所のある奴」 として期待しています。





お客様の要望はドンドン難しくなってきますので、多くの仕事がそう簡単ではなくなってきています。





例えばコストをかけて質のよいものを提供するのは難しくなくとも、安くて良品という相反するものを提供するのは簡単ではなく、知恵を絞り、粘り強い取り組みをしないと結果が出ません。





これまでの発想の延長のものや普通のサービスでは、同業の競合先もすぐに提供してきます。差別化が簡単には図れなくなっています。





そのような理由から、あきらめない、どこまでも食らいつく根性のある人を会社は必要としています。その食らいつき度の差が会社の差となってきているとも言えます





諦めない特性は会社で働く人の大切な基本要件なのです。諦めないことはこのように仕事に対してもそうですが、実は自分自身の能力自体にも同様のことが言えます。





そもそも人の能力は均等に伸びません。ただ長年の経験で人を評価すると、「不器用な人で諦めないタイプ」 は、「ちょっと要領が良いだけのタイプ」 をいずれ追い抜くような場面をよく見かけます。





様々な能力のベースに諦めないという特性は大切です。諦めないことによって伸ばせる能力というのは沢山あるように思います。





会社も課長以上はもう、小手先だけでは勤まらない、要領だけではすぐに頭打ちすると考えたりします。





また、諦めない特性自体も 「持って生まれた資質」 というより、身につけることができる特性に思えます。





何かのきっかけ、動機づけで人はずいぶん変わるものです。あきらめないこと、これだけで大きな能力なのだということを覚えて下さい。