とうとう退院する日がやってきました
体重4410g 身長54.3cm
5月に産まれてきてから
本当に色々なことが起こり
感情がジェットコースターのように
目まぐるしい日々を過ごした約8ヶ月間
本来なら喜ぶべき事なんですが、
僕と妻は嬉しさよりも不安の方が遥かに大きかったんです
今まで赤ちゃんの世話をした事がない僕ら夫婦には障害を持った子との生活なんて未知の世界です
この先どうなっていくのか
急に容態が悪化して心停止したりしたら
練習はしたけど、いざという時にちゃんと心肺蘇生できるか
もしもミスしてトラブルが起こってしまったら
どうしても悪い事ばっかり考えてしまいますが
不安がってる場合じゃない
何かあれば何とかするしかないんやから
病院からはカニューレ抜管事故や肺炎で出戻りが多いとビビらされました
朝一でGCUに行き急いで帰り支度をします
本来なら退院時は
かわいい服やカッコいい服を用意するんでしょうが、いたって普通のロンパース
w
何よりも真冬なので寒さ対策の方が大事でした
ベビーカーに乗せ替えた瞬間、まさかの
顔色蒼白、サチュレーション低下…
先生が呼吸器の換気ストップボタンを押したままつけ忘れたのが原因でした…
てな感じで最後までドッタバタ
兎にも角にも8ヶ月お世話になった
NICU・GCUとお別れです
小児科は引き続きお世話になりますが
N時代の担当看護師や婦長や医者やリハの方たちに盛大に見送られw
大学病院なので白い巨塔気分を味わい
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Gの看護師や在宅ケア担当や訪問看護士を引き連れて
いざお家へ
車の中ではサチュレーションアラームが鳴りっぱなしでしたが、なんとか無事到着
自宅では呼吸器の業者、訪問診療、保健師の方たちがお出迎え
機械の設置や説明
色々な契約（退院前に小児慢性は取得済だったので、この辺りはスムーズでした。身体手帳も申請済み。その他福祉関係は全部入院中に終わらせたのでバッチリ
）
薬の準備や医療ケア用品の準備
全て終わったのは夕方でした
皆が帰って３人になってから
吸引
吸引吸引祭り
泣く、泣く、泣き喚く
寝ない、寝ない、全く寝ない
なんじゃこら〜
特に入院中から昼夜逆転になってたのが治らないまま退院した事もあり…
夜中全く寝てくれへん
しかも、病院でおしゃぶりが大好きだったそうで…帰りに買ってきましたよ
病院で使ってたおしゃぶり
それは良いんやけど、おしゃぶりがないと泣き止まない体質になってました
いや、自分で吸ってくれるんやったら
全然いいねん
吸う力がないからかおしゃぶりをくわえてられない
↓
↓
泣き喚く
↓
吸引
おしゃぶりをなんでずっと手で押さえとかなあかんねん
こうして僕と妻となな坊の３人の生活が
幕をあけました
出産から退院まで
おわり