昨日の夕方、予約のお客様の鑑定をしました。
私はいつも、まず四柱推命で見ることにしています。
このお客様も、6年間四柱推命の勉強をされた方でした。
日干支は甲子で夏生まれの方。

ご自身の鑑定によれば、先月と今月は空亡で、今年は刑があるから悪い時期だ‥と仰っていました。

でも‥本当の四柱推命学では、空亡とか刑なんて、まったく根拠のない見方なのです。

天冲殺とか、大殺界なんていうものがありますが、これは実は空亡論です。
確かに、その時期にたまたま悪い人もいらっしゃいますが、「何にもなかった」とか、「むしろ良かった」と言われるお客様もいらっしゃいます。
きちんとした鑑定を受けないと、生きる指針も間違うことになります。

昨日のお客様の場合は、戌亥空亡でした。たしかに戌のときは、非常に悪い現象が起こる命でしたが、逆に亥のときには運気は良い方でした。

夏生まれの甲は、水がなければ育ちません。この方は、日にちに子がありますから、水がちゃんとありました。
でも、月支に午があり、さらには時間にも午があり、両方から冲されて弱められていました。
本来ならば、水が火を消しますが、夏生まれで火の力は非常に強く、天干には丙もありましたので、この場合、強い火の力で子がやっつけられている関係となります。(この見方が教えられる四柱推命家は、日本でも数名しかいません)

お客様に、わかり易く命式を説明させていただくと、今まで習ってきたこととまったくちがうことに驚かれ、また「今までしっくりいかなかった部分が、これでスッキリしました」と仰っていました。

その後、具体的な今後についてタロットで鑑定させていただき、「タロットってそんなことがわかるんですか⁈」と、またまた驚かれました(^_^;)

私はいつも、お客様に納得していただき、また、モヤモヤした気持ちや不安な気持ちが、少しでも解消できるようにするのが鑑定家の役割だと思いながら鑑定しています。
結局、気づけば一時間半ほど鑑定していました。

お客様は大変喜んでくださり、占友会で四柱推命学を学び直す決意を固めて帰られました。

私にとっても、すごく嬉しい一日になりました(o^^o)