前回の続きです
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※2年以上前の出産について書いています
テレビでしか見たことのない
衝撃的なワードの連続
これが本当に
今日私が産んだ子の病気なのか
先生はそんなこと言ってなかった
ダメだダメだ
これ以上検索してもいいことない
早く寝ないと
頭ではわかっているのに
やめられませんでした
結局
一睡もできずに
泣きながら朝を迎えました
今となっては
本当にムダな時間だった
と思います
あのときの私に言ってやりたい
そんなことしてないで
さっさと寝ろ
現在の次男から
左室緻密化障害
という病名が消えたから
そう思えるんですけどね
あのときの私は
言葉ではうまく説明できなかったとは
思うんですけど
これまで経験したことのない
不安で押しつぶされそうな気持ちを
小児科医や看護師に
ぶつければよかったのに
自分でどうにか昇華させようとして
自らの首を絞めてしまいました
寝不足と不安な気持ちで
ふらふらになりながら
この日のお昼の面会に行くと
なんとなんと
次男の顔に
アンパンマンが
この日の午前中から
ミルクを開始したそうで
お口にチューブを入れて
ミルクを注入していました
そのチューブを固定するための
テープに看護師さんが
アンパンマンを書いてくれていました
もうかわいくてかわいくて
次男は前日よりも
大きな声で泣いて
元気に体を動かすようになったし
NICUの看護師さんは
とても丁寧に次男の様子を
伝えてくれるし
私の体や心を気遣って
「無理せず体調に合わせて
面会に来てくれればいいからね」
と言ってくださって
いろんな気持ちが吹っ飛びました
ネットなんか検索しないで
毎日元気に面会に来よう
目の前で成長していく次男を
しっかり見よう
と決めました
その後の1ヶ月間の入院期間も
次男はNICUの看護師さんに
とてもとてもかわいがってもらいました
面会の時間に
看護師さんとお話するのも
私の癒やしの時間になっていて
あのときの看護師さんは
私にとっての女神様でした
今でも感謝の気持ちでいっぱいです
続きます