静かなサメの映画。

残酷な描写はなく、面白かった。


南アフリカの海

物心がついた頃からサメが好きで、

10年かけてサメと一緒に

泳げるようになったケイト。


だけど自分の目の前で同僚のセンバが

サメに食い殺されて以来、

好きだったサメから離れた。一年経つ。


オットセイを見に行く船のツアーで

生計を立てるもののお金がなく、

船が差し押さえられる寸前になっていた。

従業員トミーの給料も燃料代も払えない。


こんなギリギリの生活だからケイトは

カウンセリングにも行ってないと思う。

PTSDになってても治療してないのではと。

かなり情緒不安定になっていたし、

ずっと笑顔も消えていた。



疎遠になってた夫のジェフの紹介で、
10万ユーロ払うからサメと泳ぎたいと言う
金持ち親子のツアーを引き受けたケイト。

この親子の息子ルークは良い感じだけど、

父親は問題発言や行動が多く、

ケイトや周りを不快にして怒らせる。

ルークも怒るけどなんのそのな親父さん。


サメの前での危険行動に、とうとう

ケイトの怒りが爆発してしまう。

情緒不安定を通り越して、

パニックに陥ってる感じのケイト。


ついにキレ、高いお金も貰った手前、

巨大なサメを見せに湾から出ることに。

6m級のサメと泳ぎに行く驚きあせる


ヤバすぎるケイトの精神状態。

不安な顔をする父親を煽るルーク。

ルークは父親との時間を大事にしてたのに

あれだけ言われたら反抗もしたくなる。


誰にも止められない船は壊れながら、

サメがうようよいる荒々しい暗い海へ到着。


日も落ちて真っ暗になった海で、

事故は起こる。

ケージも壊れ、船もひっくり返り、

全員海に投げ出されて地獄の様相にガーン


ジャンプしたサメに食された親父さん…

トミーは低体温症になっていたのかな。

海に浸かってた下半身をサメにボリボリ、

バキッと食い千切られてしまった。

画面が暗いからよく見えなくて良かった。

トミーは、うなってたえーん


救命ボートって光ったり音がするんだね。

ケイトがサメのいる海の中、

なんとか救命ボートを見つけて、

ケイトとジェフとルークは助かった。

良かった。


まあ、サメが危ないと分かってて

勇気を見せろと言って近寄ったわけで。

サメは食事しただけというね…

やっぱり近づいちゃダメだよな、と。


ケイトは責任問われたのかな。

ルークは遺産がかなり入りそうだから、

何も問わなさそう。流れも知ってるし。


ラストからケイトとジェフの二人は

またサメを追ってる感じだけど、

ケイトは今回また事故の現場にいたし、

メンタル大丈夫に思えない。

そんなことを考えるラストだった。


でもケイトは美しかったな目がハート目の保養


前半は南アフリカの海を見る感じで、

ラスト30分はサメ映画が凝縮されていた。

ハラハラしたし、

とても面白かった気づき


エンディング曲も静かで良い感じだった。