織田、豊臣、その他の大名たちなど、
権力者の中を飄々と生きていた利休。
だけど秀吉に、自分の弟子を処刑され、
毒入りの茶を家康に出せと圧力をかけられ
誇りを持ってることへの度重なる冒涜に
利休は静かに決心をつける。
自分を曲げない。
曲げた所で明日を生きれるかなんて
分からない。
利休の家族は泣きながら説得するも、
利休の意志は変わらなかった。
秀吉に逆らった利休に切腹の日が来る。
手紙にお詫びの言葉は書かなかった
自分を曲げない利休。
面白かった。歴史って良いね。
利休って、信長や秀吉、家康、
伊達政宗とも茶会を開いてたの凄い。
お湯の音が良いな~
とても見応えのある映画だった。
使われた物は国宝級の本物も多く、
三國連太郎も手が震える時もあったとか。
うちの母も茶会の茶碗洗いのとき
安土桃山時代の本物が出てきて、
ワナワナと手が震えたと言っていたw
私はそういうの全く触ったことがないから
触れた人はとても羨ましく思う。
秀長って、どうする家康でも
頭のキレる良い人として描かれていたけど
この映画でもそうだった。
秀吉も家族想いで、母や秀長のことを
とても大切にしていた。
でも他は容赦無し。
利休の弟子は耳と鼻を削がれたあと処刑されたし、
河原で処刑されたのはステハノだよね…
前に利休が言ってた、どんなボロ屋でも
心は優雅にというような言葉を、
最期に実践してた感じに思えた。
この映画で秀吉は、
茶人である利休のことも
尊重しなかった。
イエスマンしか要らない秀吉
石田三成は少し嫌な感じで描かれていた。
三成は利休が煩わしい存在だったんだな。
どうする家康の三成は愛すべき男だけど
この三成は普通
信長の「大地に果てがない」は
良かったな
とても面白い映画だった