コミックジーン2023年12月号のサーヴァンプ

“136話 蝶のかすかな羽ばたきが”



リリイは自分のことが嫌いなんだな…

美しいから体を求められるだけで、

誰にも大切にされなかったからなのか。

リリイの告白、暴露が御園にとって

けっこう辛い内容だった。


あと、クロがやっと椿に向き合った。

「お前は?」と椿に聞いたクロと、

なんとも言えない椿の表情がぐっときた。

椿が末っ子感出てる~目がハート

クロと椿の関係も良くなりそう。

クロは猫だけど椿は犬っぽいね。可愛い!


優しい椿



《※ネタバレありの感想》



伯爵の力は強大で、誰かが管理しなければ危険。

リリイは御国に賭けることにしたと言う。

力を持つ資格があるのだと。


リリイの告白が、なかなかエグい。

御園の実母・歩風は、本当はとても

強い野望のある人で強かな女だったと。


その歩風に、御門に取り入ったら?と

焚きつけたのはリリイだった。

キリコが可哀想になってくる驚き


前に御園が母の手紙から知ったことは、

御国が御園のために邪魔な真実を消して

手を加えた物語…ということらしい。

なんてこった…


御国は御園が嫌なのではと思ってたけど

父の不倫もリリイが仕組んだことで、

御園が生まれたのも計画の内としたら、

御園に嫉妬より同情してたのかもしれない。

何も知らない弟は可愛いよな。



クロを真昼に持たせたのもリリイで、

その理由が塔間泰士の息子だったから。


リリイは、塔間が邪魔だった。

塔間は伯爵転生の実現に近づきすぎた。

塔間に強大な力を握らせたくなく、

排除しようとしたけど吊戯がいてムリだった。

吊戯は強いもんね照れ


それで実の息子の真昼にクロを持たせて

クロのイヴにしておけば、

自分の子を殺して奪う事はしないだろうと

思ってたら銃で撃ってくれちゃって…


結果的に今、塔間は生きてるけど

ちょい退場気味?だから安心なリリイ。

意外な組み合わせ発見だけど、

塔間に関してリリイは悩んでいたらしい。

リリイは真昼には何も期待してないとかw


御園の返しが気になる。



クロと椿は良かった。


「お前の話をしろよ」

クロがやっと椿に興味を持ったというか、

向き合ったというか、

もっと早く声をかけてやってよってえーん

どうでもいい系の口ぐせを言う人は、

自分のことしか考えてない率高いんだよな。


「お前はなんで伯爵にこだわる?椿」

の言葉に、椿はせつない表情してるけど、

なんとなく嬉しそうな感じもする。

「もう話すことはないと言っただろ」と椿。


クロが心の中に入り込んで見たものは、

椿の妹の姿。

伯爵が椿に“妹を幸せにしてくれる”と

約束したのだとか。


椿のことを知るたびに、

好き度が増すよ気づき

面白かった。