2011年7月22日にノルウェーで起きた、
69人が犠牲になったウトヤ島での
恐ろしいテロ事件を描いた映画だった。
カヤとエミリエの姉妹ケンカのあと、
カヤが皆と話してる時に突然銃声が響く。
何が起きてるのか誰も分からず、
「あれは銃声?」「訓練では?」と
森に隠れ、叫び声を聞きながらも
起きてる現実が信じられない若者たち。
サマーキャンプが地獄に変わる中、
妹のエミリエを探して島を走るカヤ。
衝撃的なラストにびっくりした
この映画は生存者の証言を基に作られ、
登場人物や設定は全て架空のものらしい。
妹を探すカヤの目を通して見た、
事件の様子が描かれていた。
《※ネタバレ有りの感想》
まさかカヤが死ぬとは…
実際この犯人は確実に殺せるように、
銃で二発ずつ撃ち込んだとか。
カヤが一発目の銃声で倒れたけど
その時はまだ生きていて、
「マグヌス、マグヌス」と呼んでいた。
一緒にいたマグヌスが助けようするも…
二発目の銃声が聞こえたらもう、
声は途絶えてカヤは動かなくなった。
マグヌスがすぐに救助を諦めた様子から、
カヤは頭を撃ち抜かれたのかもしれない。
マグヌスが救助のボートまで走る後ろで
カヤはもうピクリともしない。
カヤは生存するものと思って見てたので
とてもショッキングだった
あれだけ探した妹のエミリエは、
マグヌスの乗り込んだボートに乗ってて、
カヤが心配しなくてもしっかりしてた。
カヤが妹を探す中、悲惨な死に遭遇して、
とうとうメンタル崩壊してしまったとき、
犯人に見つかったのが辛い。
こういう時は家族も避難してると信じて、
自分のことだけ考えて走らないといけないのかも。
でも心配で探しに行くかもな…
あと皆、死の間際はママと口にしてた。
亡くなった子の携帯に、ママからの
電話が来たのは泣きたくなる光景だった。
こういう事件は本当に恐ろしい。
自分だったらどう動こうかと考えたけど、
分かんないよ
緊迫感のある映画だった。
単純に映画としては、面白かった。
画面に釘付けで、あっという間に見終わった。
テロは怖いね