これは面白かったニコニコ

『三毛猫ホームズの幽霊船』
『三毛猫ホームズの頭痛薬』
『三毛猫ホームズの宝さがし』の三つ。


三話ともなかなか面白い内容だった。

幽霊船と宝さがしは、
けっこう驚くカラクリで、
なんてこったという感想びっくり

頭痛薬は、今どき時代錯誤な父親に、
途中までウーンショボーンもやもや
という感じだったけど巻き返した。

娘が死にそうなのに病院に駆けつけず
仕事を優先させた結果…
部長に濡れ衣を着せられ、
殺人犯にまでされる始末。
殺人は部長が真犯人だったし。

自分は病気になってしまって、
全く報われないという感じで終わった。
娘は元気になって良かったから、
読後感スッキリになったのかも。

それでいうと、宝さがしも、
妻と娘があと一歩で死を選ぶ所だったから
酷い父親だったな。

幽霊船の吉沢は悪すぎたね。


こうやって見ると、この本は、
婚約者や妻、娘から愛情を受けてたのに
それを踏みつけて道を誤った男ばかり
出てくる三話だったな。

この前に読んだ『三毛猫ホームズの古時計』は
異常な犯人が多くてゾッとしたから、
内容的にこっちの本の方が面白かった気づき