実話に着想を得た物語なのだとか。
 
火星探査のシミュレーションが、
南極で行われることになった。
密閉されたタンク施設に、
宇宙飛行士6人が471日間暮らすことに。
 
狭い施設だし、赤の他人同士が
閉ざされた空間で過ごすのだから、
どんどんストレスが溜まって行く。
 
頑張って耐えて解放される最終日に、
事件が起こるという話だった。
痛い場面は怖くて見れなかったあせる

なかなか面白かった雪だるま乙女のトキメキ
 
 

≪※ネタバレ有りの感想≫
 

予算を使うため十分に精査されず、
慌てて作られた計画と施設だった。
「隊員の命をもてあそんだ」と
厳しく問われる責任者のベイカーたち。

度を超えたら訓練は、
実験になるということで、
まさにそれになった。

だから南極の嵐で施設が転がるという、
手抜き工事になったのか。
狭くてショボい施設の意味が分かる。

最終日に迎えに行くのも、

気象予報を見たり調べなかったのか、

何週間も先になるというお粗末さ。


何より、隊員の中に精神鑑定結果が

まずい人がいたのに採用したようだった。

ルークのことなんだろうな。

 
不穏な空気を察知していながら止めず、
報告を受けてるはずだから
ルークの異変にも気づいてたはず。
それともジュリアに迫ってウィルは
ルークのことを報告し忘れたのかな…

でも報告したところでベイカーなら、
中止する基準を作ってなさそうだったから
何も行動をしなかったと思う。
自分のことしか考えてないベイカー…

 
「俺たちはもう、
火星に送られている」ロケット

最終日、突然始まったルークの発言に、
みんなビックリ仰天で始まった悲劇。

ルークが一人で空想の友達と喋っていたときに、
もっと対策を取ればよかった。
結局のところ、お互い不信感持ってて、
責任者のベイカーがあんなだし、
このチームは最悪になってた。
ウィルも隊長として適任ではなかった。
 
そして生き残ったのは、ウィルだけガーンガーン
 
 
トムの覗き行為を咎めた先にあるのが
強固に信じてる宗教だったルーク。
同性愛者のトムを許せないのか、
キリスト教かイスラム教の価値観がチラ見えしてた。
 
このことでトムは発作が起こり病死。
ルークは責められ手製の銃で自殺。
そして、あとの三人も亡くなる地獄…

最初にルークの手製の銃が暴発して
ジュリアが大ケガをしていて、
パニックに陥ったネリーが消えていた中での嵐到来。
 
嵐でタンク施設が転がったとき、
ジュリアとネリーは打ち所が悪く...…
そしてデーンは足のケガが酷く、
最後は力尽きて亡くなった。
足のあの場面は怖すぎて早送りしたあせる
 
ウィルも寒さで死にかけたけど、
娘の幻のおかげで生き残れた。
でも、娘も妻も亡くしているし、
今回五人も目の前で亡くしたウィルは
メンタルが大変そう…
救助が来て終わるラストだった。


ハラハラして面白かったけど、
やっぱり密閉空間は怖いなタラー
自分から開けられないし、
外も南極だから出られないし、
自分は絶対パニックになるからムリだなと。 
 
ジュリアとネリーの友情も良かった誕生日帽子キラキラ