ビブリア古書堂に祖母の本を持って
やって来た五浦大輔。
運命か、因縁か、偶然か。
この時すでに、もう一つ、
本を巡る別の事件も始まっていた。
本から祖母の秘密が蘇り、
50年前の出来事が大輔と結びつく。
そして出会ったもう一人、と言う感じだった。
太宰治の「晩年」
夏目漱石の「それから」
文豪に隠れて見えるこの物語のキーパーソン、
田中嘉雄の存在。
今と過去と行き来しながら、
謎を解いていくのは面白かった。
その謎をビブリア古書堂の
店主の篠川栞子が解いていく。
五浦大輔ともう一人、
太宰治マニアの大庭葉蔵が絡み、
けっこうな危険度の事件に発展。
なかなかシュールな展開だった。
↑50年前の物語の方が見応えあったな。
栞子、大輔、稲垣の三人は正直、
イマイチだった
最初は面白かったんだけど、
物語が進むにつれて突っ込みどころが。
展開的に気になって集中力が切れた
①350万円の本なんて家宝に近い。
その本を誰だろうが渡せるわけないのに、
大輔がわめくのが有り得なかった。
あまりにも自己中心的だし幼稚で、
栞子があってるよと思った。
というか、この時点で犯人が誰か分かったw
②犯人が分かってからの展開も気になる。
早く警察を呼ぼうよと思ったし、
それか人がいるんだから、
誰かに助けを求めようよとモヤモヤ
人気のないところに勝手に、
セルフで追い詰められて行くのはもう
なぜそこに逃げるのかとw
本でも物でも長く大切にするとその分、
人の歴史が積み上がるんだな。
本がたくさんある光景って良いね。
どれを手に取るか、どんな本なのか
見てる時のあのワクワク感
映画は、普通だった。
ぼーっと見るには良かった。