良い映画だった
よく考えれば…
ニュースを見れば一日中、人の死を扱っているし、
誰かかしら身近な人も失っていくし、
生と死が強烈なのが普通の毎日なのだと
この映画を見て思った。
とても現実的なのに、
どこか不思議さが漂っていて、
とても面白かった
「人生これだからやめられない」の
意味や言葉がこんなに深いとは...
“愛”という言葉についても、
「“愛”は今まで散々人を殺してきたから
血の匂いがする」
と言う美香に納得。
あと、こんなに人がいるのに
美香が慎二と何回も出会うのを、
「どうでもいい奇跡だね」
と言い放つのも面白かった
日々に書き留めた散文を、
ナレーションやセリフにした映画。
と思ったら元は詩集らしい。
看護師の美香は、夜はガールズバーで働いてる。
行ったことないから分からないけど、
美香はムスッとしながら働いてて、
驚いたけどこれも有りなのかなw
日雇いで働いてる慎二と出会う。
慎二は昔は凄く頭が良かったらしい。
だけど左目が見えないことを隠してて、
普通を装ってたらしかった。
黙ってるときは一点集中で黙ってて、
喋り出すと止まらなくなる慎二は、
日雇いの仕事仲間にもウザがられる。
だけど慎二の持つ優しさは、
何かと人を寄せてた
↑大変な重労働
↑性格や押しの強い仕事仲間だったけど、
仕事中の突然死はビビった。
葬式も家族は来ず、寂しい…
死って言葉をやけに使う美香に、
「死ぬ話はやめてくれ」と言う慎二。
美香は看護師をしているのと、
自分の実母が自死していて、
常に頭から死が離れないようだった。
美香は苦しんでたな...
美香と慎二はうまくいってほしい。
慎二、けっこう好き。
愛情深くて良いね。
「まあ、俺に任せろ。嫌なことがあっても
俺が全部、半分にしてやる」
と言う所もかなり良い
この映画、めちゃくちゃ良かった。
久しぶりにずば抜けた作品見た。
どんな時も最後まで生きてやるって感じて
またそう思える映画だった。
すごく面白かった。