2118年から千年以上経った世界が舞台。
自分たちが古代人とされる世界なんて、
想像したこともなかったな
↑テレビとかスマホも博物館入り
↑古代の神々がミニオンw
間違ってるけど自分的には有りw
古代人は今の世界より発達していて、
量子兵器で世界を60分で破壊し
今の世界を作ったという。
世界が破壊されて生き残った人たちは
新しい生き方をするしかなかった。
人や建物が集まる移動都市が、
別の移動都市を捕食するという世界。
食料や燃料を求めての
熾烈な生存競争が繰り広げられていた。
↑巨大な捕食都市・ロンドンには、
バレンタイン父の野望が蠢いている。
このロンドンを維持するためと
世界を支配するために、
古代の量子兵器・メデューサを蘇らせて
反移動都市のアジトにある巨大な壁を攻撃し、戦争を仕掛ける。
このメデューサは『風の谷のナウシカ』の巨神兵みたいな感じ。
二発撃ったけど凄まじい破壊力だった。
この戦争を止めるためのキーマンは、
停止させる鍵を持っているへスター。
↑ヘスター
そのへスターの復讐劇に出くわして
大きく巻き込まれることになったのは
ロンドン出身の博物館務めのトム。
へスターに出会ってからのトムは、
バレンタイン父には突き落とされて殺されかけるし、
荒野をさまよったり、
無知のせいで夜に狩りをするスカベンジャーに追われたり、
競りに出されて売られそうになるし、
戦争を止めるために戦ったりする。
賞味期限が千年前のお菓子を食べたのは
笑ったw
古代人の食べ物は腐らないんだって
添加物とかいっぱい入ってるもんね。
トムの人生を大きく変えたへスターは、
二つの過去を抱えていた。
両親と拾われた機械人間との過去。
↑へスターの父と母
へスターの父はバレンタインで、
父が母を殺したのを目撃してしまう
顔に傷をつけられ、
自分も殺されそうになって逃げた。
父から逃げたあと倒れていた所を、
元は人間で今は機械人間のシュライクに拾われた。
↑シュライク
毎日悲しんでいるへスターに、
自分と同じ機械になれば心はなくなり
辛いことは忘れ自由になれると
機械化を勧めたシュライク。
へスターもそれに同意して、
機械人間になるとシュライクと約束した。
だけどロンドンが近くに来て、
母の仇討ちができると思ったへスターは
シュライクとの約束を破った。
それでシュライクから追われることに。
シュライク一人でロンドン壊せそうだけど
彼の目的はへスターのみ。
そんなシュライクの最後は、
昔の自分の記憶が少し蘇った感じで
少し物悲しい終わりだった。
シュライクは悲しみから逃げたんだろうか…
機械人間になって心が失くなって、
思い出の片鱗を探して集めてたのは
寂しかったな。
↑空中にある都市
シュライクに破壊された。
バレンタインの野望を止めるためには、
メデューサの停止が必要。
母から託されたネックレスの中に
停止させる鍵が入っていた。
↑止める鍵
命がけでロンドンに乗り込むへスターや
トム、反移動都市の人たち。
次々と犠牲になって行く中、
なんとか侵入して鍵で止めることが出来た
バレンタイン父は逃げようとして
自分で進めたロンドンに踏み潰されて終わった。
たくさんの犠牲が出たけれど、
最後はロンドン市民に
手を差し伸べた反移動都市だった。
へスターはトムの夢についていくと言い、
ハッピーエンドで終わる
悲しみと憎しみに満ちたへスターの心は、
これから癒やされるのだと思う。
激しい悲しみから自由になるために、
心を捨てて機械人間にならなくて良かった。
とても希望のあるラストで、
面白かった
あと設定がとてもユニークで、
他バージョンも見たい。
日本の県ごとを移動都市にして
2時間ドラマ作ったら面白そう。
東京に食べられる都市続出したり、
最後は東京と大阪の決戦とかベタかな。
自分の住んでる県が捕食されたら
叫ぶと思うw
奇想天外な設定ものは楽しいね