洗ったマスクが太陽の匂いしてるお願い

明日から提出するものがいっぱいあるけど、
とりあえず今日は好きなものを読むよクッキーコーヒー
太一のことが知れる巻。
すごく面白かった。


社会人になった佐川太一。
旅行に行く約束が
急な仕事で行けなかったりと
大学生の航平とは少しすれ違いも起きてる。

千葉さんにヤキモチを妬く航平が良かった。
ってか千葉さん、かっこいいラブ

合宿で買い出しに行った太一が
バスで寝過ごして終点まで行ったとき、
帰れない太一を迎えに来た千葉さんが最高照れ
口は悪いけど面倒見が良くて、
なんかめちゃくちゃ良いラブラブラブ


この巻は、そんな千葉さんの腹違いの弟・リュウとの出会いや、
太一のじいちゃんが盲腸で倒れたのと、
太一の口から両親のことが語られた巻だった。

太一の両親は離婚の話をする頃には
それぞれもう相手がいて、
父親は若い子をゲットしてるし、
母親は連れ子がいる人と一緒になるみたい。
実の両親が相手に良い顔したくて
太一を邪魔に思ってるのは、
読んでて腹が立つ場面だった。
それを聞いてた太一が涙するところが悲しい…

じいちゃんが二人に怒って、
太一は自分が引き取ると言った。

大好きなばあちゃんはこの世にいなくて
苦手なじいちゃんだけだったけど、
前の今どきな家から見ると古い家だし、
同級生にからかわれてケンカしたりといろいろあった太一。
じいちゃんの焦げたハンバーグを食べながら
泣いてるところを見て、ジーンとしたぐすん


太一って苦労してたんだね…
だから人に真摯に向き合うんだな。

自分さえ良ければいいと思ってるような
実の子を傷つける太一の両親は ひどかった…

太一の話を聞きたいと言って
聞いてくれる航平が良かった。

自分を受け止めてくれるような航平の存在が
太一には救いになってるはず。


デフフットサルとか、
いろいろあるんだねびっくり全く知らなかった。


↑千葉さんの弟リュウが可愛いかった

この漫画は新しいことを教えてくれる。
リュウは聞こえなくてもいいじゃんて言うけど、音のない世界は怖い…あせる

私も高校生のとき突発性難聴になって、
音がすごく遠くから聞こえることを親に言い出せず、
授業がほとんど聞こえなくなったとき、
泣きながら親に言って病院で即入院で、
あのとき医者に言われたのが
「あと1日遅かったら聞こえなくなってたよ」だった。
クラスメイトが自分に話しかけてるのに、
途切れ途切れのちょっとの言葉しか聞こえてこず、
何言ってるのか全く分からなかった。
今は治ってるけど、
年に1、2回音がプツッと消えるときがあって、
ほんの数分なのに治るまで焦るアセアセ

無音の世界は恐怖。
でもリュウは生まれたときからで、
航平に苛立つところもそうだなと。


学校で国語の時間に手話も勉強したら良いのにとか思う。
点字も。
コミュニケーションには必要なんだから、
国語の勉強の中に加えるべきなんよね。

もっともっと住みやすい環境を作るの、
とても大事だと思った。