好きな人には、
自分の良い姿を見せたい。
 
うとまれて蔑まれてる姿なんて
見られたくない。
ナカバの気持ちが溢れる巻だった。
 
 
セナンの王位継承者アデル王子に連れられ、
セナン城へ。
 
敵国ベルクートの王子が来るなんて
すごいことだよね。
実はアデルけっこう好きキャラ…
 
シーザかっこいいラブラブラブ
 
 
《ネタバレ有り》
 
アデルの言葉も周りも、
ナカバを蔑んでるのが分かる。
 
ナカバはロキの愛情だけで育って、
このセナン城での自分の居場所は
離れの塔の小部屋だけ。
14年間に数回しか城の中を歩いていない。
 
一人で帰って来たならまた心を閉ざして
何も思わなかったけど、
シーザと帰って来て
一緒にいることでシーザもバカにされたりして、
そういうのが辛いナカバぐすん
 
 
「俺はそんなの なんとも思わん!」
シーザは気にしない、そういう人ラブハート
でもナカバは
「好きな人の前でこんな馬鹿にされるのが
情けなくて、恥ずかしくて
怖いなんて知らなかった」と泣く。
 
シーザ、腰砕けてw
 
めっちゃシーザが好きなんだろうなナカバ。
良いね~照れ
「おかえり」って普通に迎えられたいよな。
 
 
シーザはセナンの国王に呼び出され、
国王の娘、つまりナカバの母ステーシャを殺したのは
ベルクート国王だと聞かされる。
セナンの国王は、ステーシャの相手が亜人だと知ってるから、ナカバとロキに冷たかったし、
愛情の一つかけてくれなかったけど
ステーシャは「太陽」だったと愛情を示す。
シーザはナカバにもなんで愛情をあげなかったのかと怒る。
 
前半はセナン城。
後半はリトアネルの話になる。
アーキルにやりハート
 
ロキとリトはセナン国王に命じられ
スパイをしてた。
国王はレチナの剣をセナンも持ちたいと。
でも材料のレチナはリトアネルにしかない。
リトアネルと国交を持つこと、
ナカバたちはリトアネルへ行くことになる。
 
ロキが自分に秘密にスパイをしてたことを知って、
ナカバはショックを受けてた。
でももっと重大な秘密がロキにはある。
 
ロキの秘密を探ろうと
アルカナを使うナカバ。
だめだよ、人の秘密を探っちゃいけないよタラー
 
 
リトアネルではお家騒動に巻き込まれて、
アーキルが推すアズハル王子を王位につけるため、
盗賊団を捕まえることに。
 
それに第1王子だと
セナンとは国交を持たないだろうと言うし、
いちおう利害一致。
 
あああ、ニョロはいやだあああ叫びガーン
 
 
シーザの
「秘密はあっていい。だが不安だと
それくらいは口にしろ!」
これ良かったラブシーザ最高な巻だった赤薔薇乙女のトキメキ