その後の私は言うまでもなく最低なことをしていました。まずしてしまったことは人の彼氏を奪うことでした。
体の関係など待たなくてもこれはできました。
大学生だったので、友達が彼氏の話をするなかで運命の人なの!とか理解のできないことを言うので、奪ってやりました。
真実の愛なんてないんだよ?って友達に教えてあげたかったのかもしれません。
一度、歪んだ感情を元に戻すことは幼い私にはできませんでした。
もちろん人間関係もグチャグチャになってしまいました。
人の幸せそうな顔を見るのが一番嫌いでした。
あなたが好きな人は永遠にあなたを好きでいてくれるわけじゃないんだよ?と歪んだ感情がそうさせてしまったのだと思います。
こうして私は自分で友達関係を壊し自分を傷つけることでしか生きれなくなりました。
1人になると死にたい。殺してほしい。元彼を殺したい。憎悪の気持ちが無限に湧いてきてどうすることもできませんでした。
きっとそばにいてくれる人がいたらもっと変わっていたかもしれません。
私の暴走は止まることはありませんでした。
つづく。
このドラマご存知ですか?このドラマの1話目を見た時、私のことだと思いました。このドラマのように支えてくれる誰かがいたら違ったかもしれません。自分の犯した過ちを消すことはできません。
周りの人間でその人の人生が変わるんだと思いました。
親はシングルなんて恥ずかしいからと言って、私の気持ちを聞いてはくれませんでした。収入がないのにどうやって育てるんだと言われて答えることができませんでした。
諦めること以外に選択肢があることもこのときの私は知りませんでした。
失った命の重さを今でも忘れることはありません。
これはマジでかみ