待ち合わせのレストランで彼を見た瞬間思ったこと。それは何ひとつ変わっていなかった。
私だけが変わってしまった。私だけが人殺しで私だけがおかしくなってしまってた。
こんなに苦しいのは私だけで、彼は何も苦しんだなどいなかったのではないか?と思いました。
そして、彼から言われた最初の言葉が
『久しぶりだね。元気にしてた?』だった。
こどもを諦めてからの私は食欲もなくて痩せて、変わり果ててしまっていたのに、彼は平然と元気にしてた?と聞いてきた。
理解できませんでした。どんな気持ちで私に会いたいと言ったのか、、こんなにも気づけておいて平然と会いにくるなんて。
私は彼にどんな思いでこの一年を過ごしたかを伝えました。さすがの彼も謝罪はしてきましたが、中絶にかかった費用を支払うよとかそんな話は一切ありませんでした。そのぐらいできる家柄なのに。
そのぐらいの責任は持ってほしかったです。
彼とは長く話せば話すだけ私がおかしくなるこは予想できていたので早々に話を終わらせてさようならをしました。
彼にお願いしたことは、
もう二度と会わない。
連絡してこないこと。
でした。
全てが終わってから平然と出てきて、なかったことにしようとしたのが許せませんでした。
私は彼に裏切られて男性不信になってしまい、ここから先の恋愛をまともにできなくなりました。
彼が私に教えてくれたことは真実の愛など存在しない。誰かを信じてはいけない。
それだけでした。
わずか19歳でこの世の終わりを見たのです。
つづく。
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まだまだ暑いので買ってもまだ着れる
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