藤子不二雄A先生の追悼として放送されたというまんが道のドラマが去年の年末に
一挙再放送されていたので見てみました。
まんが道という作品自体は、A先生による「2人の藤子不二雄」の半自伝的なものと
聞いていたことがあったり、続編的な「愛…しりそめし頃に…」を少し読んだこと
あったりしたので、だいたいどんな作品かイメージはあったのですが、思いのほか
面白い作品でした。
登場人物がみんなやる気に満ち溢れていて、明るい未来に向けて頑張っているのが
非常にさわやかな印象です。マンガ家という職業自体はかなりブラックな環境だと
描かれているのですが「みんなでマンガという文化を作り上げていくんだ」という
気概が溢れています。日本はここ数十年閉塞感に包まれていますが、希望に満ちた
時代もあったんだなあと感動します。
青春編は上京するところから始まるのですが、上京前の話も放送されていたのには
気づかなかったので見そびれてしまいました。NHK アーカイブスにはあるらしい
ので、そのうち見てみたいと思います。