8年前に卵巣がんで抗がん剤のBEP療法をし、
確か2クール目で髪が徐々に抜け始めました
私は当時ウィッグをつけて接客業をしていましたが、
脱毛にもウィッグにもあまりイヤな思い出はなく、
髪で泣いたのは1度だけ
最初に気付いたのは髪の毛を洗ってる時
引っ張れば引っ張るほどどんどん抜ける。
最初は面白かったけど、
余りにも抜けすぎて一旦抜くのをストップ
お風呂から上がって鏡を見ると
何も変わってない
髪の毛のポテンシャルに驚いた初日でした
私の髪が抜けた順は
てっぺん→サイド前髪→後頭部
まつ毛も鼻毛もいつ間にか抜けてました
不思議な事に、引っ張っても最後まで抜けない強い意志を感じた髪もいました
てっぺんの地肌が見え始めた頃、
せっかくだったら何かしよう‼️と思いつき、
母に頼んでてっぺんだけをひたすら抜いてもらい、
完成したのはアルシンド
そして落武者
抜いてる時から母も祖母も弟も大爆笑
めちゃめちゃ笑った日でした
ちなみに、
脱毛し始めて私が一番救われたのは
弟からの一言
「姉ちゃんは髪の毛が抜けてもいつかまた生えてくるやん。俺はもう二度と生えてこぉへんねんで」
。。。
確かにーーー！！！！
当時23歳で父方の遺伝をしっかり受け継ぎ
既に前方が後退していた弟
弟の身をていした渾身の一言で、
その後も落ち込む事なく過ごせました
治療が終わってからは順調に髪が生え、
ウィッグを被るとモサモサしてくる頃には、
仕事中以外は帽子だけで過ごしていました🎩
一度だけ泣いたのは伸びてきた髪を初めて切りに行った時。
この時は仕事以外もウィッグを被っていた頃。
髪が伸びてウィッグが浮いてきて、切りたいけどウィッグを脱ぐとめちゃくちゃダサい。。。
自分では切れないし、実家を出て一人暮らしをしてたので家族にも切ってはもらえない。
美容室は開放的だから、周りの人に髪を切る前の状態を見られるの事に抵抗感。。。
けどウィッグが浮いてくると目立つので、勇気をだして美容室に相談の電話をしました。
・治療で髪が全て抜けた事
・ウィッグが浮いてきたので整えたい事
・他の人に見られる事に抵抗がある事
すると美容室の方から、
個室を用意するので来てみませんか？とご提案が
個室があるのは都会のお洒落な美容室だけだと思ってた。。。
当日は帽子だけを被り美容室へ。
奥の個室に案内していただき、
「大変でしたね」と美容室さんからの優しい言葉で既に涙腺崩壊間近
そして帽子を脱ぐ時に、
恥ずかしいやら有り難いやらでいつの間にか号泣してました
その後は泣いた事が恥ずかしくて
その美容室にはなかなか行けず。。。
引っ越しをする前に一度だけ伺いましたが、
担当の方も店長さんも異動されてました。。。
本当に申し訳なかったです
治療が終わって約7ヶ月後
元々テンパだったのが更にクルクルに
自分じゃやらない髪型だったのでお気に入りでした
ウィッグを被っておでかけ（左）
バセドウ病
適当に薬を飲んでたので治療が長引いた…
2005年・高3 投薬開始
2018年・30歳 投薬終了
年に1回経過観察中
卵巣がん
ディスジャーミノーマ（未分化胚細胞腫）
ステージ1a→再発後1c
2013年・26歳 右卵巣摘出
2014年・27歳 再発（腹部リンパと腹膜播種）BEP治療4クール
半年に1回超音波検査
年に1回CT検査
乳がん
石灰化
現在病理結果待ち
2023年・36歳 左乳房全摘、再建なし
BRCA遺伝子検査 陰性
今までの経過と現状
BEP療法について
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このブログは
現在治療中の乳がんと
経過観察から8年経過した卵巣がんについて
記憶を辿りながら書いていきます。
卵巣がんについては情報が古かったり
記憶が曖昧な点もありますので、
ご了承をお願い致します
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