R6,5/14(11)第56番札所 金輪山 勅王院 泰山寺(5) | お遍路 の記憶

お遍路 の記憶

大好きな四国八十八ヶ所参りの、写真や日記を整理していきます。

『嘉永二年開版 高野山 蓮華谷
      南無阿弥陀佛六字名号奉安所』とのこと
納経所で、千枚通御符を求めることができます。

この札所に伝えられる、弘法大師不忘松千枚通御符

諸病、精神不安に霊験ありと言う

からです。

仏前勤行次第

十五、御詠歌

        ⅱ修行和讃

              有り難や 高野の山の 岩蔭に(龍華)

        一、大師の遺跡を慕いつつ 諸国を巡る修行者の

    二、長き旅路の友となり 野をも山をも厭いなく

    三、雨の降る日も風の夜も 行者の身をば守り給う

        四、げに有り難や千代えても 利益あらたの活仏

      大師はいまだ 在しますなる (龍華)  

           

 

仏前勤行次第

十五、御詠歌 ⅲ同行二人、、、、。(次回に。)

           (四国八十八ヶ所霊場会 先達経典より)

 

有り難や 高野の山の 岩蔭に 大師はいまだ 在しますなる 

お大師様は、高野山の奥の院に、今もおられる。

 

雨の降る日も風の夜も、、日々の生活のどんな時にも

私たちの身を守ってくださるという。

 

生きることはお遍路

南無大師遍照金剛m(_ _)m

 

四国56番の泰山寺 大師堂を見たいと思います。

(↓2008年12月の写真)

(↓2008年12月の写真)

幕が掛けられていた。

(↓2010年2月の写真)

朝日に眩しい大師堂

2024年の5月には、、幕は無くなっていた。

『同行二人之愛』『相互供養之恩』

お大師様が共にいてくださる、、どうぎょうににん

私の中にも仏さま、、誰しも、、そして山川草木悉皆成仏

お互い拝み合う

  

正面 向拝上部

向拝虹梁の彫刻 右

菊のように見えます

左側

向拝 蟇股の龍

右方向を見る

木の端が、白く塗られている

向拝柱上部 木鼻に組み物

右の木鼻

右横よりの眺め

海老虹梁に手挾も見えます

木鼻は、、雲?火炎?鳥?

右横の桁隠し

手挾 菊の彫刻が美しい

裏側

右の手挾 内側

正面内側の上部

『弘法』の額

木魚が上部にある 煩悩の珠を咥えていて、、

叩かれて煩悩を吐き出すともいわれる。

魚の形なのは、、魚は目を閉じない。

寝ずに、目を開けたまま修行に勤めよとの意味もあるらしい。。

その下の鰐口

続く。