道を渡ると、、第56番札所の泰山寺
いつものように、ひとり記念撮影した。
からです。
仏前勤行次第
十三、回向
頭 願わくは 助 この功徳をもって あまねく一切に及ぼし
われらと衆生とみなともに仏道を成ぜん。
(願似此功徳 普及於一切 我等与衆生 皆共成仏道)
勤行の意義と歴史的背景等
十一、回向、、、、。(次回に。)
(四国八十八ヶ所霊場会 先達経典より)
札所で祈り、最後にこの回向を唱える。
『みなともに』
とっても大切だと思う言葉。
我一人じゃない。自分だけじゃない。
お大師様も、、言われる、、
『虚空尽き、衆生尽き、涅槃尽きなば、我が願いも尽きん』
『この宇宙の生きとし生けるものすべてが解脱をえて仏となり、涅槃を
求めるものがいなくなったとき、私の願いは終る』
すべての人とともに、成仏を、、と。
南無大師遍照金剛m(_ _)m
さぁ(≧◇≦)56番札所の入口だ!!
四國五十六番 泰山寺
☞
尾州 名古屋市塩町☜伊藤萬蔵
明治卅二年八月建之 石工、、、
伊藤萬蔵さんの石碑だな
道の登り口に、お堂が2つ並ぶ
??
お地蔵様じゃなく、、上に点がある
馬頭観音様の梵字だな?
お堂の上は、、お地蔵様の梵字?
手前は、お地蔵様の御堂かな
お堂は、新しくなった、
でも、囲われてしまったんだな、、、
お地蔵様が、、、見にくくなった。。
(↓2010年2月の写真)
以前のお堂
(↓2010年2月の写真)
囲われていなかったんだな、、、
(↓2016年3月の写真)
木の色も、新しいお堂
この時、すでに新しくなっていたんだな。
2024年の状態
主棟の正面鬼瓦『太』の文字
『太』は、、『泰』の略文字ともいわれる
彫刻、組物も、細かく丁寧になっている。
懸魚と草花鰭
そして、六葉
六葉の先に突きだす棒は、水を注ぎだす
樽酒の口を栓で止める形で、火伏せのまじまいとのこと。
右側正面、桁隠し(降懸魚)
雲形でしょうか
左側
右前の木鼻
その上の組み物
左側、、美しいな。
小さなお堂でも、本格的だな。
(↓2010年2月の写真)
この時も、古くても、丁寧な造りのお堂だったんだな。
(↓2010年2月の写真)
正面下段の蟇股
今、2024年の蟇股
深く彫り込まれている。
梵字は(阿)字、胎蔵界の大日如来様でしょうか
正面上部の蟇股
続く。