ひとつひとつの、、飾りにも、意味がある。
日々、自分が、、服や、装飾にこだわるように。
お遍路が、その装束に、道具に、作法に、言葉に、こだわる様に。
、、、意味がある。
四国第55番 南光坊の
続きからです。
仏前勤行次第
【意訳】一切の人々が歓喜する妙宝のあめをふらす地蔵菩薩に帰命する。
成就あれよ。
仏前勤行次第
(四国八十八ヶ所霊場会 先達経典より)
四国を歩いていても、地元を歩いていても、身近にいてくださるお地蔵様。
六道能化といわれ、、お釈迦様が入滅されて、56億7000万年後に弥勒菩薩様が
来てくださるまでの間、六道に来てくださり、人々を救ってくださる仏様。
宝珠に錫杖を持つ姿が一般的。
たとえ、、地獄の業火の中で苦しんでいようとも、、お地蔵様は救いに来てくださる。
「、、、土はお地蔵様なんだぞ」
そう書いている本を見たことがある。
大地、、あらゆるものを生み出す土。
植物を育てる。大切な鉱物や石油等のエネルギーも与えてくださる。
命を終えた身体は、形あるものは、、土に還る。
生きることも、いただくことも、また、終える時も、、土にお世話になる。
「おん かかか びさんまえい そわか」
m(_ _)m
さて、南光坊の薬師堂です。
明治の廃仏棄釈で、南光坊の薬師堂に大通智勝如来と脇侍の弥勒菩薩像、
観音菩薩像は移され、札所になったという。
先の戦争の空襲で、昭和20年8月、金毘羅堂と大師堂を残し、多くの建物
その他が焼失した、、とある。
平成3年(1991年)に薬師堂は再建された。
(↓2008年12月の写真)
(↓2010年2月の写真)
本堂の右横にある薬師堂
(↓2010年2月の写真)
(↓2010年2月の写真)
屋根の部分を見上げる![]()
(↓2010年2月の写真)
正面の千鳥破風の姿
鬼瓦に懸魚も光る
(↓2010年2月の写真)
正面右側
隅棟稚児棟鬼瓦、、向拝上部の留蓋瓦の獅子も見えます。
(↓2010年2月の写真)
左側。
大師堂の彫刻ばかり写して、、薬師堂の写真を忘れました。
次回に参れたら、しっかり撮りたい。
ここから、2024年4月
薬師堂の裏側。
小雨で、、暗めの写真です。
向こうに金毘羅堂も見えます。
後ろ姿
背部左角
風鐸も見えています
最上部を見上げる。
鬼瓦が守る薬師堂
続く。













