令和6年4月21日(46)第55番札所 別宮山 金剛院 南光坊⑧ | お遍路 の記憶

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大好きな四国八十八ヶ所参りの、写真や日記を整理していきます。

、、、解説付きの、写真集が欲しいな。

四国第55番 南光坊の続きからです。

勤行の意義と歴史的背景等
五、十善戒
 元来は十善という。十種の善の意で、十悪の対。弘法大師は、十善戒は
 すべての戒めの根本であるといわれている。
 行為(身)三、言葉遣い(口)四、心のもちよう(意)三の十項目を
 根本の戒めとして、心に刻んでおく。
 紀元前五世紀のインドの伝承宗教においても、仏教が興隆する以前からの
 道徳規範とされていた。
 
仏前勤行次第
七、発菩提心真言、、、、。(次回に。)   

           (四国八十八ヶ所霊場会 先達経典より)

 札所をまわりながら、本堂・大師堂で唱える、、繰り返し、繰り返し。

 十の戒め、、何にも難しいことはない、、幼子の方が理解してくれるだろう。

 殺しちゃダメ、盗んじゃダメ、嘘ついちゃダメ、、、、、、、

 仏様、お大師様と向かい合い、手を合わせて、十善戒を唱える。

 、、、、、、心に刻み付けます。

 愚かな僕の、生きるための羅針盤、、お守りなのだろう。

 

大正5年に建てられた大師堂の続きです。

長州大工の素晴らしい仕事が見られる。

人々が祈り、鳴らす鰐口

母屋、正面

母屋の正面の大虹梁、右側

美しい花が咲く

菖蒲でしょうか、、

不浄を払い邪気を避ける儀式にも使われるという菖蒲

左側です

右側前の角を見上げる

柱から組み物でせり出す

1段、、2段、、二手先というのだろうか、、

龍が四方を守る

こんなところにも彫刻が、、

母屋角の木鼻

右上の梁の材質が、、他と違うようにも見える

少し赤みがかっているな

右横を臨む

向こうに山門が見える。

母屋の柱が角柱なんだな。

一段目の梁と上の梁の間に、蟇股

二段の梁があって、その上の梁の間には大きな彫刻

複雑な組み物と彫刻

桃の木と、、お猿さん?

その上は、渦巻く波

続く。