令和6年4月21日(31)生きながら仏と、、 | お遍路 の記憶

お遍路 の記憶

大好きな四国八十八ヶ所参りの、写真や日記を整理していきます。

命の道

『遍路道』

行くんだろう?

続く。からです。

 、、、大師のこうした事績、素晴らしい感性、並外れた文章力が、

私たちに何をお示ししてくれたのであろうか。

私たち一人ひとりが目覚め、悟るにはどうしたらよいのか。

大師は、その根本となる考え方を、懇切巧みに説き、より広く

より深く究めることを勧めている。

 

 以下、その要点となる九項目と、坂井探空師が掲げられた「五信条」

について要約してみる。

八、即身成仏 この身、このまま、この世の中で仏となる(悟る)ことが

 できる。だれもがそう信じて、努力することが大切であり、実践しな

 ければならない。迷いの雲が晴れれば人間も動物も植物も、海も山も

 川も一切万有は、そのままで仏であるとする。仏も衆生も、さらには

 世界そのものが、宇宙を構成する六大(地・水・火・風・空の五大と

 「識」を合わせて六大)、四種曼荼羅によってによって成り立ってい

 るということである。三密行の実践により、煩悩即菩提の本来の「自心」

 に回帰する。これを即身成仏という。

九、遍照金剛、、、、。(次回に。)

           (四国八十八ヶ所霊場会 先達経典より)

 

大好きな東映映画の「空海」の中で、空海様が、、

 

重い病気になり、死にたいという人に、大師様は、言われていた。

   生きているうちに、この父母よりもらった身体のあるうちに幸せにならないで

     なんで、人は救われよう、、

   この世無くしてあの世はない、、

   この世を逃げてあの世はない、、この世で生きながら仏となれ、、幸せをつかめ、、

    成仏するのだ。できる、、必ずできる。

 

    手を合わせ、、生きる力を呼ぶのだ、、

     生きる力を呼び起こし、生きる力に触れるのだ、、

    この天地宇宙が生きている力と、この身体に生きる力は同じなのだ、、

    さあぁ、、手を合わせ、、、風が吹くように、、光がさすように,,,

     心の中に風を呼び起こせ、、

    光を放て!!!   (東映映画 空海より)

 

大師様は、、こう言ってくださる。

私たちの身体には、天地宇宙の生きている力と同じ力がある。

 

本当にそうですよね、、宇宙の仕組みも、わからないことが多いけど、体内の

、、人の人体や精神の仕組みも、宇宙のように不思議。

宇宙に果てがあるのか、、どうなのか、、そんなことを思っているうちに、

一生は終わってしまう。お釈迦様は、また、空海様、先人は、何が大切なのか

おっしゃってくださっている。

与えられた貴重な命、時間、縁、、、大切に生きることが大切なのだろう。

 

どう生きたらいいのか。

目の前に仏様の姿がある。

 

仏様なら、、どうするだろう、、

何と言うだろう。。

誰しもの心に、仏様の種があると言ってくださっている。

 

小山を登った。

自分の身体を、力いっぱいに使って、お参りするんだ。

嬉しい、ありがとう、、、おはよう、こんにちは、、

この、、身体を用いて、、伝えたい。

天地宇宙の教えを。

小雨の遍路道。

誰にも会わなくても、命に触れながら生きている。

緑から、命の酸素も頂く。

そう、、学ぶ道。

生きる道。

歩く禅。

『遍路道』

いい景色、、、緑いっぱい

眼にもいい(*^_^*)

トイレも嬉しい。

掃除もしてくださる方もいる。

感謝だな。

ありがとうの気持ちを残す。

休憩所\(^o^)/

素敵でしょ。

お花も素敵。

きっと手入れしてくださっている。

 

、、、、、当たり前じゃない。

言葉の書かれた柱

「がんばって」その一言で 人をすくえる 今治市。

必要な方を、、必要な方に、、伝えたい。

この言葉を求める人に。

のぼって、、、降る。

迷わぬように、、

へんろみち保存協力会の立札

ありがとうございます。

m(_ _)m

降って行こう。

公園墓地の中の道。

 

いろんな道を通る。

どこででも、学べることがある。

感じることがある。

 

ポールにへんろみち保存協力会のシール

安心だな。

この国に生まれて、生きて、人生を全うされた方々の眠る場所

一人一人に輝く人生があっただろう。

桜の木、、春は綺麗だろうな。

『遍路道』の札が嬉しい。

導いてくださる人がいる。

南無大師遍照金剛m(_ _)m

道の脇、、、小さな石

お遍路さんだろう。。

命を懸けて、お大師様の道を歩いたんだろう、、、

これは、僕であり、あなたでもあるのかもしれない。

ここに、尊い方がいた。

手を合わせ、祈る。

そう、、遍路道を歩かせてもらっているんだ。

広場に出ました。

『忠霊塔』

その時代に、そう生きることを選び、一生懸命生きた人々、、

テレビやドラマでは、語れない程の重みがある。

今の自分が生きているのは、先人のおかげであることを忘れては

いけないだろう。

続く。