あぁ、、、心が準備もできていないのに、、
札所が来てしまった、、。
続く。からです。
生きることは辛い。
人それぞれに、いろいろ背負っていることがあるだろう。
お大師様、、どうしたらいいのですか。
重い病気になり、死にたいという人に、大師様は、言われていた。
生きているうちに、この父母よりもらった身体のあるうちに幸せにならないで
なんで、人は救われよう、、
この世無くしてあの世はない、、
この世を逃げてあの世はない、、この世で生きながら仏となれ、、幸せをつかめ、、
成仏するのだ。できる、、必ずできる。
手を合わせ、、生きる力を呼ぶのだ、、
生きる力を呼び起こし、生きる力に触れるのだ、、
この天地宇宙が生きている力と、この身体に生きる力は同じなのだ、、
さあぁ、、手を合わせ、、、風が吹くように、、光がさすように,,,
心の中に風を呼び起こせ、、
光を放て!!! (東映映画 空海より)
何度も見て、、そのお言葉に生きる力をもらってきた。
映画のセリフだが、お大師様のお言葉だと思った。
おん あぼきゃ べいろしゃのう
まかぼだら まにはんどま
じんばら はらばりたや うん(@_@。
西林寺の橋を、、渡ろう。
「手を合わせ、生きる力を呼ぶのだ」
「心の中に、風を呼び起こせ」
西林寺橋を渡り終えた。
次の札所に向かう道
それを示してくださる道標
大師様の御姿の下に
これより浄土寺迄廿五丁
施主 當松山城下 海老や乙右衛門 かみや源兵衛
世話人 越智郡 朝くら 徳右衛門
ここまで来たんだ。
歩いて来たんだ。
行こう!!
門前は、石碑など並んでいます。
四国霊場 四十八番 西林寺
皇紀二千六百年記念
温泉郡浮穴村高井 相原七次郎建之
昭和十五年八月
住職 三浦章夫代
世話人 相原伊三
石灯籠が対で並ぶ
門前の白玉地蔵様m(_ _)m
正岡子規の句碑もあります。
秋風や
高井の ていれぎ 三津の鯛
正岡子規(1867-1902 慶応3年ー明治35年)
この句は明治二八年の作で、「故郷の蒪鱸くひたしといひし人も
ありとか」と前書きしてこの句がある。「蒪鱸」とは「蓴羹・鱸膾」
の略で、「じゅんさい(蒪)の吸物と、すずき(鱸)のなます」のこと。
昔、中国の晋の張翰が、秋風が吹き始めると、故郷のこの料理が食べ
たくて退官して郷里に帰った故事による言葉。子規の望郷の心があふれ
ている。子規自筆。昭和三八年一〇月建立。
松山市教育委員会
『俳句の里 松山』
正岡子規の句を、わかるためには、深い知識が必要だな、、。
第48番札所 清滝山 西林寺
本尊 十一面観音菩薩
開基 行基菩薩
宗派 真言宗豊山派
天平13年(741)行基菩薩が開創、大同2年(807)、弘法大師が
逗留して秘法を修した。寛永年間の大火で焼失、久しく荒廃してい
たが、元禄13年から順次再建されて、天保14年(1842)には
ほぼ現在の姿に復元拡張されている。
(空海の史跡を尋ねて 四国遍路ひとり歩き同行二人 解説編より)
雨、、降りそうだ。
続く。