H31 4/25(11) 仏様の助けの中 | お遍路 の記憶

お遍路 の記憶

大好きな四国八十八ヶ所参りの、写真や日記を整理していきます。

続く,,,

からです。

記事はまだ、平成最後の清瀧寺。

坂を上ります。

 

坂の下から、仏様と墓が並んでいます。

古の時代から、

沢山の時間が過ぎ、沢山の人がここを訪れたことでしょう。

祈りながら、願いながら、、、

素敵な灯篭

沢山の石仏

一つ一つの仏様に、願いや思いが込められている。

その向かいに、六地蔵様

あらゆる境遇にあっても、救いの手を伸べてくださる。

「天道」「人間道」「修羅道」「畜生道」「餓鬼道」「地獄道」

生まれ変わりだけでなく、毎日生きている瞬間 瞬間が、

地獄道であったり、修羅堂である自分。

今、この時。

僕は、悩み 苦しみながら、、、

道の脇に仏様

阿弥陀様や、千手観音様

仏様の力、御働きもそれぞれ。

しかし、根本 人々を救う願いは同じ。

坂の右も左も、石仏が並ぶ。

見つめてくださるお釈迦様。

 

お釈迦様は人はどうして苦しむのか、

どうすればそれを取り除く方法を語ってくださった。

大日如来様

真言宗の根本の仏様

すべての中心

曼荼羅の中心にいてくださるように、すべてのものは

大日如来様の化身

あらゆるものが、、太陽も星も

生き物も、草も木も石も。

お地蔵様

地獄にまでも、救いに来てくださる仏様

僕の心が地獄の様になっても、

救いに来てくださる。

そんな仏様がいてくださると思うだけで、

心 落ち着く時がある。

大師様も並ばれている。

なぜ、この道を目指したのか?

いつも問い続ける。

遍路道を歩く。

お遍路とは、何なのか。

光射す方を見上げる。

「へんろみち保存協力会」の案内板

宮崎先生ありがとうございます

一歩一歩 登る

飛び越しはできない。

少しづつだが、わずかな歩みだが、

 

いつかたどり着ける

続ける気持ちが大切。

そう思う。

寺までは、墓石も並ぶ。

夫婦の墓もある。

墓石の刻まれた年数によると、

御主人が亡くなられた、その一年後に奥様は亡くなられたようだ。

歩きと車と、ここで道が分かれます

坂を登る。

苦しい。

立ち止まり、見上げる。

宝暦年間の墓

今と違い、簡単には来れる時代じゃなかっただろう。

何故、此処に、、、

南無大師遍照金剛

しっかり歩かないと、

登らないと、

今も案内してくれる石碑

ありがとうございます。

千本の手で、救いの手を差し伸べてくださる千手観音様

隣で大師様も祈ってくださる。

すべてを写してしまいたい

すべてを心に刻みたい

ここは、四国、

そして霊場。

来たくても、来ることが難しいこともある

簡単には来れない、、、

自分が、試される こともある。

 

もうすぐ清瀧寺

修行者や、お遍路さんが歩いた道。

本当に、沢山の沢山の仏様が、見ていてくださる。

しんどい坂道、、。

普段生きている時も、こんなに沢山の仏様が見ていてくださるのだろう

それに気づかない自分自身。

祈りの道

そして、いつしか、

自分自身と  向き合う。

生きることとは?

何がしたい?

何を祈る?

信州生まれの、行者大菩薩様

(新大師)と刻まれている。

今大師様だろうか、、、

以前の遍路旅で写したもの

 

 

さあ

山門です

続く、、、、、。