エラスティックポリマー | AOI CRAFTの活動記録

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ロッド、ルアービルディングがメインのブログです。

おはようございます(*´ω`*)





愛しさと切なさと心強さとなにぬねのんさんです。







ブディのテールの事でひとつふたつ、




いやみっつよっつほどw




テールの素材は軟質エラストマーです。




これまで色々試しました。




軟質エラストマー、シリコン、ワーム、樹脂テール、軟質ウレタン。




まず、ゴム板、ポリカは除外。




ワーム、耐久性ダメ、浮力△、硬さ調整は可能、コストも低め。

シリコン、シリコン次第では耐久性はそこそこ、張りが強い、可使時間が長い、高比重。

軟質エラストマー、耐久性よろし、高浮力、-15゚でも問題なし(らしい)、クセがつきやすい、溶剤に弱い。

樹脂テール、型を作ったはいいがパーツが小さすぎて成型不可、無意味な型だけ残る。

軟質ウレタン、耐久性クソ、高比重、論外。




一応試したのはこれらです。




その他の素材もありましたが、明らかにダメそうなので試してません。




結果エラストマーを採用してます。








前にも載せたと思いますがこれくらいの耐久性があります。




保管に気を使うのがちょっと難点です。




クセを直す方法はあります。




テールに使ってる材料はいわゆる超軟質エラストマーという素材。




このエラストマーは熱可塑性です。




熱可塑性とは簡単に言えば熱を加えると軟化するということ。




成型方も熱で溶かしその流動性を用いて型に流すというもの。




つまり熱で溶けて冷めればその形で固まる。




かなりざっくりいうとそれが熱可塑性の原理です。




つまり、




直火だと下手すると燃えちゃうのでお湯でしゃぶしゃぶして軟化させて真っ直ぐしたところで冷やせばクセなおしできます。




融点が確か190度くらいだったので(曖昧)ポットのお湯の温度でじゅうぶんクセなおしできると思います(ヤケド注意)




あとワームと一緒に保管すると2、3日くらいで溶けます。




それと食べれません。




たまに美味しそうと言われますが食べるのはやめて下さい。




噛んでも味はしません(ほのかにゴム臭)




奥歯で噛み潰せないくらい弾力があるので飲み込めません。




前歯でギリギリしてやっと噛み切れるくらいです。























もっと歯を強くせねば。