お仕事はもちろん事業再生コンサル!…経営改善、リスケ計画の作成から銀行交渉同席、資金繰りサポート、資金調達、M&A等々で頑張りまーす‼️
幸い顧問先に恵まれてるんで、お仕事は順調にスタート(^。^)
すると高血圧予備軍が、一挙に解消!
サラリーマンって、高ストレスだったのね😂
思えば36歳、最年少部長を謳歌し16年勤務した銀行は破綻😭
転職した不動産デベロッパーでは、上場を目指しNo2になった瞬間、民事再生😭
上場リフォーム会社の部長職は1ヶ月で自主退社😭
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浪速の体育会系ターンアラウンドマネージャー、宮内です。
いやぁ~、ラグビールドカップは興奮しますねー。アイルランド戦の大金星には歓喜の涙でした!
因みに宮内は大阪花園ラグビー場で、イタリアVSナミビアという、どっちを応援して良いか判らない試合を生観戦(^^)/
日本代表レプリカユニフォームも買っちゃいましたし、8強と言わず、何とか奇跡の頂点を目指してほしいもんです。
そんなうかれ調子ではありますが、ここ1ヶ月で新規クライアントが3社も増えちゃいましたので、結構バタバタの日々です。
ほいである日、クライアントの社長と銀行同行訪問時…支店長さんが、えらい怒ってはりました。
返済期日が翌日に迫る中、リスケの経営改善計画を持って来た訳ですから、そりゃ~怒るのはごもっともです。
…依頼を受けて1週間で計画を作った宮内の事は、何も褒めてもらえません(笑)
しかしよくよく聞きますと、お怒りの原因は別のところにもあったようです。
1.経営不振である事は、前々からわかっていた
2.だから、事業計画を良く考えなさいと経営指導していた
3.資金繰り表も作るように指導したでしょ
4.そんな怪しい状況にも拘わらず、昨日預金を引き出そうとしたのは裏切りだ
一方的な支店長さんのお話しを聞きながら、「こりゃ、だめだ…」と宮内は思いました。
色々な指導をしたと思っているようですが、結局1から4まで何一つ社長さんは認識していません。そもそも支店長が何を言っているのか、全く判らない状態…社長からすれば何をして良いのか判らないまま、今日を迎えている状態です。
1.について言えば…
…経営不振が判っていたのなら、具体的に銀行さんは何を支援したのでしょうか?
2と3について言えば…
…口で言うのは簡単ですが、具体的に計画書や資料作成のアドバイスをした形跡はありません
…そもそも中小零細企業の経営者で、まともな事業計画を一人で作れる方は少数派です…何で手伝ってあげないの?
4.について言えば…
…延滞も発生していない段階で、自社の預金を引き出す事の何がいけないのでしょうか?
…結局自行の債権回収しか考えてないんでしょーね
・支店長は色んな事を伝えた気でいる
・でも社長さんは、支店長が何を言ったのか本当は理解していない
・理解していないから、結局何も出来ていない
・何も出来ていないので、支店長は社長が裏切ったと思い込んでいる
何か変な話ですよね。
融資取引のプロである銀行員と、融資取引ではある意味素人の社長さんの間には、埋めがたい大きな溝がある状態です。
結局は銀行サイドが社長に対して具体的に事業計画、経営改善計画の作成を手取足取り指導してあげなかった事が、行き違いの根源ではないでしょうか。
銀行員からすれば、「そんな時間は無い」「経営者なら当然」と言いたくなるでしょうが、そんな計画も作れない会社に、そもそも誰がお金を貸したんですかね?
さりとて、誰が悪いとか言っても始まりません。どうも銀行の言っている事が判らない。このままではまずいけど、何から手をつけたら良いか判らない…そんな社長さんは是非当社までご一報を!
因みにこのリスケジュールのお話し、その後は全行一致でスムーズに解決しました!ちゃんちゃん(^^)/
浪速の体育会系ターンアラウンドマネージャー宮内です。
皆さんお盆休みはいかがすごされましたか?今年は有難い事に9連休をいただけましたので、宮内はランニングクラブの合宿に参加!andバイクで琵琶湖1週ツーリング!と中々忙しい日々を過ごしました。おかげさまで、体中が黒光りしております。
さて、毎度の事ながらメルマガネタに苦戦しております。金融庁は面白いニュース流さへんし、時事ネタも再生ネタがあんまり無いし…そんな中東京の販売促進担当から、弊社ブログで最もググられている宮内のブログをヴァージョンUPする話が届きました。
手元の資料を見ると、何と2012年2月22日に私が執筆したメルマガです。
てことで、7年以上前に書いたやつやからだーれも覚えてへんやろし、内容も問題なさそうやから改めて再掲しまーす…1年ちょっと前に当プログに関連記事ありますが、そこは許してチョンマゲ<m(__)m>
因みに「不渡り」とググっていただくと、私の同プログがWikipediaの次あたりに出で来ますよー(^^)/
「不渡りは倒産ではありません」
先日クライアントから悲鳴のような連絡がありました。「宮内さん、回ってきた小切手が落とせない」「とうとうウチも倒産や!」
個別の情報は差し控えますが、不渡り=倒産と勘違いしている方が結構いらっしゃるので、そのあたりを解説したいと思います。
結論で言えば、1回目の不渡りでは即倒産とはなりません。
※「倒産」という用語には問題がありますが、ここでは判り易くする為に使います。
1回目の不渡りがでると、手形交換所はそのことを「不渡報告」に掲載し、加盟銀行に通知します。
私も銀行時代毎日「不渡り報告」を見ていましたが、「えっ!5年前担当したあの社長不渡りだしたんや…」なんていう事が何度かありました。
不渡報告に掲載されると、各銀行は当然要注意人物(企業)としてみなしますので、様々な不具合…当該振出人の手形割引は拒否される等…が発生しますが、法律的には、いままで通り当座取引、貸付取引が出来ます。(実態としては難しい面もありますが)
一度不渡りを出し、それから6ヵ月以内に2回目の不渡りを出すとこれは大問題です。いわゆる「取引停止処分」になり、もはや手形小切手は使えません。
それどころか「期限の利益の喪失」状態になり、銀行は貸出金全額の一括弁済を求める、という事態になります。
更に取引停止処分を受けた者(会社)は、向こう2年間、銀行と当座取引する事ができなくなります。
この状態に陥ると、多くの経営者は事業継続を諦め、事実上「倒産」という事態にもなりうる訳です。
という事ですので、一度不渡りを出したからといって、即座に事業停止に追い込まれる訳ではありません。当然倒産状態に到る事もありません。
それよりも問題は、不渡りの「噂」により、企業が信用を棄損し、商取引に悪影響が出る事です。
どこから噂が出るか…本来は銀行に対して出される「不渡報告」の内容を、守秘義務を持つ銀行員が吹聴する事は無いはずですが、私の経験上、1度の不渡りでも多くの場合噂が流れています。
ですから、決して倒産ではないものの、やはり不渡りを出す事は、企業存続にとって大問題となります。
しかし、不渡りには違いないものの、企業の信用を棄損させない形もあります
代表的なものが、第2号不渡り。例えば、契約履行を前提に手形を振り出しましたが、取引先が契約通りの仕事をしなかった、契約通りの商品を納めなかったので、回ってきた手形の支払を拒否するものです。(その他に、詐欺、紛失、盗難 等もあります)
もし手形小切手が回ってきても、契約不履行があるのであれば、銀行と相談して第2号不渡りを申し立てるべきです。
但し、この場合、手形額面金額を用意しなければならないのがネックですが。
もうひとつは第0号不渡りです。
最も多い事由は、取立人からの依頼返却ですが、その他に形式不備・裏書き不備・提示期間経過後・期日未到来 等があります。
実は冒頭のクライアントは、「取りあえず回ってきたものは落とさんとアカン」という一心で私に℡されましたが、明らかに第2号不渡り事由に相当する内容でしたので、当該銀行に第2号を申し立てるべく緊急連絡を入れていただきました。
最後に小切手取引で一つ注意点です。
手形の代わりに、将来の日付を入れた小切手を発行する事をよく見かけます。
通常はその日付で手形交換にかけられますが、仮に所持人が日付前に銀行に入金、又は取立を依頼した場合はどうなるでしょうか?
実は銀行は、支払を拒む事ができません。日付前でも小切手は交換に回って来ます。これを「一覧払い」といいます。
そんな事を知らない振出人からすれば、予期せぬ日に資金が必要となる訳です。
先日付小切手は当事者間の信頼が命です。安易に先日付小切手を発行する事は、大きなリスクがある事を忘れないようにしましょう。
しかし、何でまたこんなんが上位に来るんかな?まぁ内容が良かった!と前向きに理解しておこう(笑)
浪速の体育会系ターンアラウンドマネージャー、宮内です。
年始立てた計画では大阪マラソンでサブ4達成!だったのですが、あえなく落選しちゃいました…せっかくランニングクラブにも入会して、結構練習していたのに…残念( ;∀;)
という下がり気味テンションですが、今回のお題は「平時と戦時」という事でつらつら書きたいと思います。
今年に入って、私がお手伝いさせていただく社長さんのほとんどは、旧知の税理士や公認会計士の先生方からの紹介です。
それだけ自分の人脈も広がり、実績もできたかな~とチョイ嬉しがっていますが、それでは芸がないので理由について考えてみました。
殆どの場合それら顧問の先生方は、クライアントの社長としっかりとした経営計画を作成されています。中小零細企業の社長さんで、経営計画を作成する方は少数ですから、それら顧問の先生方は、しっかりとクライアントの社長をサポートしているといえます。
しかし様々な事情で、作成した経営計画通りに進まない事態=窮境状態に陥ったから、私に相談を持ち掛けてくるわけです。
そのような先生方は、「平時の経営計画」の作成は得意でも「戦時の経営改善計画」の作成は苦手である、といえそうです。
仮に銀行にリスケジュールを依頼する、「経営改善計画」が必要になったとします。
確かに「経営計画」と「経営改善計画」に出てくる用語や数値は基本同じものです。だからこそ先生方は、「経営改善計画」を自分も作成出来る」と考えます。
しかし往々にして、銀行が計画を受け付けない事があります。先生方にすれば「経営計画のプロが作ったこの計画で、なぜ銀行は支援をしてくれないのだ、おかしい!」という誤解を産むことになります。…と、そこで宮内登場なのですが(笑)
誤解そのイチ
・銀行の稟議システムを理解していない
誤解そのニ
・経営改善計画とはキャッシュフロー計画である、という事を理解していない
イチについて言えば稟議書の基本は1枚完結であるという事です。結論部分は1枚、後は添付資料です。不必要な情報や小ぎれいな資料を銀行が求めているわけではありません。
ニについて言えば、売上が美しく伸びる計画は信用されません。どれだけ身を切る改革を進め、最終的にはキャッシュフローを生み出すかが最大の論点です。加えて、これらを明確化する必要があります。
・窮境状態に陥った原因の明確化
・窮境状態に対する自助努力…私財投入等
・経営改善のキモとなるリストラ計画の明確化…役員報酬削減等
・リスケすれば、経営立て直しが可能となる証明
三つ目があるとすれば銀行への作法、説明の手順や方法という事になります。
深入りするとメルマガの容量ではとても収まりませんので、詳しく知りたい方は拙著「会社を守りたければ売上は上げるな~ゾンビ企業でも復活できる究極戦略」https://goo.gl/NcfGe3を是非!
平時において、経営のアドバイザーである税理士や公認会計士の先生は、中小零細企業の強力な味方です。
しかし戦時の気配が少しでも漂ったなら!…是非お声かけ下さい(^^)/