浪速の体育会系ターンアラウンドマネージャー、宮内です。

いやぁ~、ラグビールドカップは興奮しますねー。アイルランド戦の大金星には歓喜の涙でした!

因みに宮内は大阪花園ラグビー場で、イタリアVSナミビアという、どっちを応援して良いか判らない試合を生観戦(^^)/

日本代表レプリカユニフォームも買っちゃいましたし、8強と言わず、何とか奇跡の頂点を目指してほしいもんです。

 

そんなうかれ調子ではありますが、ここ1ヶ月で新規クライアントが3社も増えちゃいましたので、結構バタバタの日々です。

 

ほいである日、クライアントの社長と銀行同行訪問時…支店長さんが、えらい怒ってはりました。

返済期日が翌日に迫る中、リスケの経営改善計画を持って来た訳ですから、そりゃ~怒るのはごもっともです。

…依頼を受けて1週間で計画を作った宮内の事は、何も褒めてもらえません(笑)

 

しかしよくよく聞きますと、お怒りの原因は別のところにもあったようです。

 

1.経営不振である事は、前々からわかっていた

2.だから、事業計画を良く考えなさいと経営指導していた

3.資金繰り表も作るように指導したでしょ

4.そんな怪しい状況にも拘わらず、昨日預金を引き出そうとしたのは裏切りだ

 

一方的な支店長さんのお話しを聞きながら、「こりゃ、だめだ…」と宮内は思いました。

 

色々な指導をしたと思っているようですが、結局1から4まで何一つ社長さんは認識していません。そもそも支店長が何を言っているのか、全く判らない状態…社長からすれば何をして良いのか判らないまま、今日を迎えている状態です。

 

1.について言えば…

…経営不振が判っていたのなら、具体的に銀行さんは何を支援したのでしょうか?

 

2と3について言えば…

…口で言うのは簡単ですが、具体的に計画書や資料作成のアドバイスをした形跡はありません

…そもそも中小零細企業の経営者で、まともな事業計画を一人で作れる方は少数派です…何で手伝ってあげないの?

 

4.について言えば…

…延滞も発生していない段階で、自社の預金を引き出す事の何がいけないのでしょうか?

…結局自行の債権回収しか考えてないんでしょーね

 

・支店長は色んな事を伝えた気でいる

・でも社長さんは、支店長が何を言ったのか本当は理解していない

・理解していないから、結局何も出来ていない

・何も出来ていないので、支店長は社長が裏切ったと思い込んでいる

 

何か変な話ですよね。

融資取引のプロである銀行員と、融資取引ではある意味素人の社長さんの間には、埋めがたい大きな溝がある状態です。

 

結局は銀行サイドが社長に対して具体的に事業計画、経営改善計画の作成を手取足取り指導してあげなかった事が、行き違いの根源ではないでしょうか。

 

銀行員からすれば、「そんな時間は無い」「経営者なら当然」と言いたくなるでしょうが、そんな計画も作れない会社に、そもそも誰がお金を貸したんですかね?

 

さりとて、誰が悪いとか言っても始まりません。どうも銀行の言っている事が判らない。このままではまずいけど、何から手をつけたら良いか判らない…そんな社長さんは是非当社までご一報を!

 

因みにこのリスケジュールのお話し、その後は全行一致でスムーズに解決しました!ちゃんちゃん(^^)/