こしの都~紫式部もいた古に会いに。越前武生~ | kurouの歴史メモ

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福井県出身の歌手・五木ひろしさんは歌っています。

紫式部もいたという♪

いにしえに会いにゆく♪



996年(長徳2年)、父の藤原為時とともに越前国武生に下向した紫式部

越前は、紫式部が生涯でただ一度、都を離れて暮らした地。

紫式部公園は紫式部の越前下向を記念して整備されました。



紫式部公園には金色の紫式部像が建てられています。



紫ゆかりの館には、紫式部越前下向行列の模型が置かれています。





越前武生には越前国府がありました。

具体的な場所は不明ですが、『源氏物語』には「武生の国府」とあることから、武生にあったことは確かなこと。



総社大神宮は、着任した越前国司が参拝した社。

紫式部の父藤原為時も参拝したはず。



国分寺は、聖武天皇の詔により越前国府付近に創建された寺院。



御霊神社は、桓武天皇の弟で死後怨霊となったという崇道天皇(早良親王)を祀る社。



本興寺の境内は、越前国府の中核施設が眠る有力候補地と推定されています。



越前市は全国一の和紙の産地。

越前和紙は、父の藤原為時とともに越前に下向した紫式部も使用したかもしれないもの。

2024年7月には新しい紙幣が発行されますが、1868年(慶応4年)に発行された日本初の全国通用紙幣「太政官札」には越前和紙が使用されました。

紙幣の「透かし」は越前和紙の技法の一つで、現在の紙幣にも使われている特殊な技術です。



岡太神社は、紙祖神の川上御前を祀る神社。

川上御前は里人に紙漉きの技術を伝えたという女神。



紫きぶ七橋は河濯川に架かる七つの橋。

その高欄には『紫式部日記絵巻』や『源氏物語絵巻』の一場面がレリーフとしてはめこまれています。



「光る君へ 越前 大河ドラマ館」は、武生中央公園にある屋内催事場「しきぶきぶんミュージアム」内に開設されています。



紫式部と越前国


紫式部の越前下向

琵琶湖で紫式部・源氏物語

紫きぶ七橋

光る君へ 越前 大河ドラマ館


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