平安時代の盗賊・藤原保輔平安時代には盗賊が横行。藤原保輔は『宇治拾遺物語』に「盗人の長にてぞありける」と書かれた盗賊。盗賊として名をはせた保輔は、988年(永延2年)、のちに悪霊左府と呼ばれる藤原顕光の屋敷に籠居しているところを捕縛されています。逮捕の際に割腹し腸を取り出して自害したのだと伝えられています。藤原道長23歳、紫式部19歳ころの事でした。「光る君へ」では、散楽の一員で盗賊の直秀という人物がいますが、これからどうのような展開になるのでしょう。