智満寺は、771年(宝亀2年)創建と伝えられる天台宗の古刹。
1159年(平治元年)の平治の乱に敗れて伊豆国に流された源頼朝は、智満寺に参籠して源氏再興を祈願したのだと伝えられ、1189年(文治5年)には、千葉常胤に命じて本堂を再建したのだという。
本尊は千手観音
現在の本堂は、徳川家康の再建で国の重要文化財。
智満寺には頼朝のお手植えといわれる頼朝杉が聳えていました。
残念ながら2012年(平成24年)に倒木してしまいましたが、2015年(平成27年)に頼朝杉の一部は弥勒菩薩像として蘇り、2022年(令和4年)1月には源頼朝の尊像の制作が始まりました。
頼朝像の完成は8月で、頼朝が武家の都の中心に据えた鶴岡八幡宮に奉納される予定です。